2010年7月16日金曜日

餓死拡大の情報増える 良い友達

韓国の仏教系ngoの良い友達が、ニュースレターの発行を再開した。

読むと、食料不足の情報ばかりである。

なんとなくこういう話には慣れっこになってしまっているのだが、実際はどんな様子なのだろうか。文中の分組というのは、北朝鮮で農業を行っている単位のこと。北朝鮮では農家は数人がまとまって集団農業を行っている。

ニュースレターの中で最も深刻な実情を書いているものを選んだ。出典は以下。

http://www.key-j.org 

◆ 大都市餓死状況、農村に移動
--------------------------------
 農民の欠勤率が明確に高まっている。食糧が無く、飢えのために農場に出勤できない農民が急激に増加したためだ。


餓死者も増加している。貨幣交換措置で1~2月、都市で餓死者が続出したが、今では農村へと移ってきたようだ。黄海南道の道党の調査によれば、延安郡の楓川里など、また青丹郡の管内の農村では約60%の農家が食糧不足で苦痛を受けていることが明らかになった。


これらの地域は昨年も気候条件が悪く、農業がうまくいかずに収穫量が少なかった地域だ。ここに軍糧米3~4ヶ月分量などあれこれ差し引くものが多いので、本来農民が手にするはずの分配量は、結局いかほどにもならなかった。その上貨幣交換措置時期に15,000ウォンずつ受け取った現金配給で食糧を市場に売らなくても、1~2月はそれなりに持ち堪えたが、すでに現金が無くなった家庭では食糧を売るしかなかった。


 


昨年に受け取った食糧配給がもともと少なかった農家では何よりもまず食糧が底をつき始めていた。



 黄海南道管内の他の農村の事情も同様だ。1分組当たり13~15名のところから全日出勤した人は、初級幹部を合わせても6~7名を越えることがない。


白川郡のある協同農場に通うキム某氏は「全日出勤者は模範的な農民というわけではなく、色んな手段で沢山の食糧を貯蓄できている人」としながら、実際一般の農民はほとんど仕事に出て来ることができないと伝えた。


彼は「私たちの分組には出てこなければならない人は12名いるが、出てくる人は4名もいない。4名が一週間に3回程、代わる代わる出てきて、残りはひどく飢えて、みんな草むしりに通っている」と語った。このように欠勤が多くなれば年末決算配給を受ける時にそれだけ配給量が減らされるので、苦しい人はずっと苦しいし、良い暮らしができる人々は継続して良い暮らしができるものだという言葉も付け加えた。
[Good Friends 341号(6/16配信) ]

2010年7月14日水曜日

張成沢が行方不明 RFA報道

北朝鮮の事実上のナンバー2 張成沢が20日間行方不明になっていた。これをめぐりさまざまな報道が出ている。

 決定的なことは分かっていないようだが、9月の代表者大会では姿が見られるので分かるだろう。

韓国聯合ニュースと、米国RFAを読んでみる。

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 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の後継者である三男キム・ジョンウンの“後見人”として知られる張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長(党行政府長兼職)の行跡が、先月中旬から今月上旬までの20日間余り、北朝鮮の
報道で全く伝えられず、諸説が出ている。

 先月7日、最高人民会議で国防委副委員長に電撃抜擢された張成沢は、金委員長の妹婿で、妻金敬姫(キム・ギョンヒ=党軽工業部長)とともに、金委員長の「公開活動」にしばしば遂行する“上得意メンバー”だ。

 実際に金委員長が先月15日(以下中央通信報道日)、護衛司令部・国家安全保衛部・人民保安部軍人家族公演を観覧した時と、7日、元山軍民発電所建設現場および第534軍部隊傘下の総合食料工場を視察した時、張成沢は金委員長に随行していた。

 ところが、その間、6月19~20日の平安北道新築サッカー場と、産業施設現地指導に、張成沢は欠席しており、20日以上、北朝鮮メディアに名前が上がらない
結果になったのだ。

 金委員長の現地指導に、一度欠席しただけでで、出回る話の中の一つが「病臥説」だ。それらしい根拠もなしに、彼が持病治療のため中国に行ってきたという
噂が飛んでいる。今年64歳の張成沢は高血圧などの持病を持っており、過去、ロシアに治療に行ってきたりもしたと知らされた。

 反面、張成沢が金委員長の現地指導にたった一度だけ欠席したことを、それほど敏感に見る必要はないという分析も相変らず有力だ。

 張成沢に対する金委員長の信任がいくら厚かったとしても、毎度、金委員長の現地指導に付いて回る理由はなく、実際にもそうではないという話だ。

 例えば今年上半期、金委員長は全部で77回の公開活動を行ったが、この中で張成沢が遂行したのは60%にも充たない45回に過ぎなかった。

 その上、一部で張成沢の「空白期」と見るその期間、北朝鮮当局はかなり重大な決定を発表した。先月26日、労働党中央委員会政治局決定書を通して、9月上旬、党代表者会を開催すると明らかにしたのだ。

 北朝鮮権力側の事実上「ナンバー2」に選ばれる張成沢が金委員長のサッカー場現地指導について行く代わりに、こういう重大な国家政策を取りまとめていた
としても、全くおかしくないという話だ。<連合>

 

張成沢の健康異常が後継継承の変化の要素になる
ワシントン-ジョンヨンjungy@rfa.org
2010-07-13

MC:北朝鮮のぞいて見る時間です。
-北朝鮮権力の2人者に選ばれる張成沢国防委員会副委員長がこの前病気治療のために中国を行ってきたと韓国マスコミが報道しました。


北朝鮮権力継承過程に新しい変化の要素になる展望です。
-最近になって中国元貨価値が上昇しながら,北朝鮮で米価格も一緒に上がったことが分かりました。


MC:ジョンヨン記者,北朝鮮権力の実力者と知らされた張成沢国防委員会副委員長が病気治療のために中国を訪問したという便りがあるのにどんな便りですか,

ジョンヨン:12日韓国の東亜日報は北京消息筋の話を引用して,張成沢労働党行政府長が先月7日最高人民会議で国防委員会副委員長で選挙された以後に新病気治療のために中国を訪問したと知らされたと報道しました。

この新聞は張副委員長が1990年代中盤以後フランスなどで前立腺ガン治療を受けた点を上げて,今回の病気治療も癌と関連した可能性が高いと指摘しました。

この新聞は対北朝鮮消息筋の話を引用して,張副委員長の健康状態がキム・ジョンウンの権力構築に重大な変化の要素として作用する可能性があるとしながら金正日委員長に続き張副委員長まで病に罹る場合軍部勢力がキム・ジョンウンを除去することもできると報道しました。

MC:このように張副委員長の健康状態に関心が高い理由は何ですか,

ジョンヨン:現在北朝鮮権力層で張副委員長ほどの実力者がめずらしいという意味で北朝鮮権力の去就を左右できる人物だと見るためです。

張成沢は労働党行政府長として北朝鮮の司法検察,国家安全保衛部,人民保安部を統率しており去る6月7日には‘金正日委員長の提案により’国防委員会副委員長の席に上がりながら,事実上軍に対する指導力まで行使できる位置に上がりました。
そして来る9月開かれる第3次朝鮮労働党代表者会では政治局委員で昇進する可能性も考えられている状況です。


MC:張副委員長が後継問題でも重要な役割をしていないですか,

ジョンヨン:そして張副委員長は後継体制で多大な役割をしなければならない位置にあります。

張副委員長は金正日委員長の近い親戚だけでなく金委員長を至近距離で最も多く補助しています。

金正日委員長は中風で倒れて起きた後張副委員長にかける期待が大きいです。

3男キム・ジョンウンを後継者で打ち出すのに張副委員長が後見の役割をしてくれることを頼んだと知らされました。

MC:張副委員長が報道内容のとおり本当に中国で治療を受けてきたとすれば北朝鮮幹部ら中に丈夫な人があまりないと思いますね。

ジョンヨン:張副委員長は北朝鮮幹部らの中で比較的若い世代に属します。

張副委員長が現在64才にもかかわらず若い層だと評価できるのは現在北朝鮮幹部らの年齢が70~80台でその上に慢性疾患を抱えている‘長期患者’らであるためです。

現在金正日委員長の側近に分類される金英春人民武力部長兼国防委員会副委員長は75才で補聴器がなければ周辺の人々の話をほとんど聞くことができない状態で,同じ国防委員会副委員長のイ・ヨンムは80才の年齢で,何年か前のヨーロッパの一国家で癌手術を受けたと知らされました。

そして84才の全秉浩労働党軍棋譜談党秘書は年上で,ほとんど失明状態だと知らされました。

ここに張副委員長もやはり病に罹ったら北朝鮮の将来が問題になるということです。

MC:一方では張成沢副委員長の‘臥病説’を否定的に見る視角もないですか,

ジョンヨン:一方では張成沢副委員長が北朝鮮媒体に報道されない20余日間を根拠で彼の身柄説を提起するのは性急な判断という主張もあります。

すなわち先月6月19~20日間金正日委員長が平安北道(ピョンアンブクド),新義州市ソング一里サッカー場視察に張副委員長が共に行かないことをおいて‘臥病説’で判断するのは無理という指摘です。

彼が抜けた時点が党代表者大会のための労働党中央委政治局決定書が発表された点から見て,彼が重大な国家政策を取りまとめるのに忙しかったことという指摘もあります。


MC:もちろん色々な推測があるだろうが,張成沢副委員長が90年代中盤ロシアで治療を受けたことがあるのを見れば彼の健康に全く問題ないと見るには難しいと思います。

2010年7月11日日曜日

中国の北朝鮮満州化政策

 今回は、韓国メディアの翻訳ではなく、日本の総合雑誌に掲載された、中国の北朝鮮政策について触れてみる。

この論文はグローバル政策イニシアティブ GLOBAL POLICY INITIATIVE

http://www.gpi-japan.net/japanese/2009/06/gpi_brief_2009610.html

に掲載された後、今年の中央公論4月号に掲載された。

簡単に紹介すると、中国は騒乱を起こして中国の存在をアピールしてきた。毛沢東時代からのこの発想は今も変わっていない。

北朝鮮政策もその流れの中にある。核実験を行った北朝鮮に積極支援をしている。つまり、中国は意図的に北朝鮮を生かして、自分の利益にしている。

①巨大な経済権益②インフラ投資③軍事介入と傀儡政権の3つがそろえば、疑似「満州国」化政策といえる。これが日本にとっては最悪のシナリオであり、中国の責任を厳しく問えと訴えている。

朝鮮戦争などは、このシナリオの典型だが、この原稿で落ちているのは北朝鮮の対中国感情だ。傀儡政権が生まれるほど、北朝鮮の人間は中国を好きではない。

2010年7月9日金曜日

黄元秘書暗殺未遂事件の疑問点

 

黄ジャンヨプ前労働党秘書の暗殺を謀った、北朝鮮のスパイ二人が拘束され、懲役10年を宣告された。

詳しい判決文をネットで探したがないので、比較的よくまとまっているブログの文章を翻訳してみた。

少し文体が話し言葉と書き言葉が混じっているが、そのままにした。

印象的なのは 1)通っていた学校の記憶があいまいで、身分がばれるきっかけとなった 2)脱北者が韓国に入国するとおしりの穴までチェックされる。3)暗号を使って話をしていた 4)スパイは韓国ドラマを見て教育される 5)2人のスパイのうち、1人は今回が初めての仕事だった 6)韓国内にある北スパイ網は特に協力していなかったーなどの点である。

韓国ドラマのアイリスのように、派手な銃撃戦もないし、いたって地味。準備不足が目立つ。これが北のスパイの現実ってことか。

出所 http://ejung.blog.seoul.co.kr/175?srchid=BR1http://ejung.blog.seoul.co.kr/175

黄長燁氏暗殺失敗した‘スパイ’が残した疑問点
捜査/注目!
この事件2010/06/07 08:30
検察が黄長燁前北朝鮮労働党秘書を暗殺しろとの指令を受けて入国した北朝鮮工作員を起訴しました。
去る4月彼らが拘束された以後報道機関とインターネットで色々な疑問点が提起されましたが。
検察は捜査結果を発表しながら,言論などが提起した疑問点を直接質問と答弁形式で次の通り明らかにしました。

疑問点1?南へ派遣(南派)準備状況が粗末にしていないのではないか。
検察は”身分偽装だけで6ケ月,全てあわせると2年準備した。
トン氏などは身分がばれて,自殺を試みたりもしたそうです。
幸い毒薬はなかったです。
北脱出者の場合入国する時,肛門まで検査する。


疑問点2?黄長燁の親戚と偽装していたが、むしろ注目されるのではないか。
トン氏は逮捕されたファン・ミョンヒョクが黄長燁氏の9等身のいとこだと主張しようとしたといいます。
黄長燁氏の親戚が北朝鮮に相当多くて,恐らく,黄長燁氏が記憶できないことだと察しました。
実際に黄長燁氏の8等身までは北朝鮮で粛清されたし,残りは生存したことで国家情報院は把握しています。
黄氏の親戚で偽装すれば身分が露出する危険性が高いが黄氏に寄りつきやすいという複合的な計算がありました。
トン氏はまず‘北脱出同志会’に加入して,黄長燁氏に近づこうとしたと話しました。
黄長燁氏が同志会にしばしば参加して,他の北脱出者と虚心坦懐に話を交わすという情報を入手したためです。
もし国家情報院で北脱出理由を尋ねてみれば”お父さんが黄長燁の親戚という理由で北朝鮮で出世しにくいから韓国に逃げろと薦められた."と説明しようと準備したといいますね。

疑問点3?国内スパイ網と接線したか。
捜査当局は国内スパイ網は確認できませんでした。
北朝鮮工作員が韓国に定着する時まで、韓国内スパイ網は徹底的に保安するという北朝鮮偵察局の原則のためです。
国内に無事に到着すれば中国連絡責任者と連絡する携帯電話番号を受けたのに国家情報院が確認してみると発信・受信目録がない‘清潔な電話’でした。
携帯電話連絡が難しければEメールで連絡をやり取りしたするはずだが。
Eメール開設国は韓国,米国でない第三国といいます。(意味不明ー筆者)

疑問点4?暗号名があったと。
黄長燁氏を‘商品’,国家情報院を‘病院’と呼んでいた。
国家情報院の北脱出者合同調査が終わるのを‘退院’と表現しました。
中国を‘姉の家’韓国を‘小さい家’。在中国の連絡責任者を‘叔父’検挙を‘入院’黄長燁氏の情報や所在を入手したのを‘商品を購入した。’黄長燁氏殺害命令は‘商品を送り返す’という暗号を使うよう約束していた。


疑問点5?中国でなく、はるばる東南アジアを経由した理由は。
中国から韓国にこようとするなら韓国大使館に進入するべきなのに中国公安当局の警戒がものものしくて失敗する危険が高いと金氏などは判断しました。


東南アジアは移民国保護所で待機すれば韓国入国が一層易しいから北脱出者ブローカーを通して,タイを経由したとのことですね。
疑問点6?北脱出者が第三国を経て,入国しようとするなら1年がかかるのに。2人のスパイは数ヶ月で韓国に来ているが。

検察は事実ではないと反論しました。
状況によって,待機期間が多少増えたり減るが,通常的に1,2ヶ月ならばたいてい韓国で入国すると明らかにしました。
金氏などは任務を成しとげれば第三国の北朝鮮大使館を通って帰国しようとしました。

疑問点7?韓国にどのように定着しようとしたか。
色々な教育を受けましたが。
イ・ボヨン氏の英語教材も習得したし,韓国の政治,経済,社会,文化の便りもメディアを通して接しました。
特にドラマを見ながら‘南(韓国)化教育’を受けましたが。
94年‘愛はブルー’ 98年‘風の歌’ ‘野望の伝説’等を視聴したといいます。
韓国で生計を維持しようとあんま師,自動車修理なども習いました。
北脱出者らが教育施設の‘ハナ院’を出所すれば韓国政府が定着金と賃貸住宅を与えるのにその程度ならば韓国で定着することができると判断しました。
ドルなど現金もちょっと保有していました。


疑問点8?哨戒艦「天安」事件を知っていたか。
哨戒艦「天安」事件に対してはマスコミの報道を見て分かったし,その事件経緯は具体的に知らないといいました。
哨戒艦「天安」事件が起きる前の今年1月,2月に入国したので当然だと検察は説明します。
ただし(哨戒艦を沈めた魚雷に書かれていたハングルの)‘1度’に対しては金氏は”当然(北朝鮮でも)使う."と,トン氏は”試験問題を出す時,1度,2度というだろう,1号,2号とは言わないだろう"と反問したといいます。

疑問点9?北朝鮮の世襲体制に対する評価は。
金日成,金正日に続きキム・ジョンウン氏が後継者で指定されて,北朝鮮政権が‘3代目世襲’ということが変なのではないかという質問には“それを変だと思うのが変だ。”としながら”人民の意志だ”と一蹴しました。

疑問点10?黄長燁氏暗殺工作員はさらにいるか。
検察はまた黄長燁氏を殺害しろとの命令を受けて侵入した,あるいは侵入しようと準備する北朝鮮工作員がもっといる可能性があると見ると明らかにしました。


疑問点11?韓国に対してどれくらい知っているか。
彼らは韓国が経済的に良く暮らすというのを知っているが,これは米国の力だと考えます。
それで北朝鮮の主な敵を米国だと話します。
韓国はむしろ,その次にでしょう。
北朝鮮が生きられないのも米国のためで,韓国が上手にするのも米国のためという信頼が確かです。
それでも残った気がかりなこと
黄長燁氏を暗殺しようとしていた北朝鮮工作員に対して検察が詳しく捜査結果ブリーフィングをしたが,依然として残った気がかりなことがあります。
‘黄長燁暗殺’という重要な指令を‘初歩’工作員に与えたという点です。
金氏とトン氏は工作員訓練を6年間受けたが,ミッションは今回が初めてです。
初心者らしく初めての関門の国家情報院の北脱出者尋問過程で捕えられましたし。

次ににせ物身分がばれた過程です。
通ったと主張した人民学校の校長先生の印象と着衣を尋ねたのに正しく返事できなくて疑いを持ったというんですが。
人民学校ならば,私たちの中学校程度なのにその時校長先生の顔を記憶する人がいましょうか?

担任先生の名前はもちろん着衣も私は全く記憶することができないですね。

2人の捜査と起訴はソウル中央地検公安1部(部長イ・ジンハン)が引き受けた。
ソウル中央地検が出した報道資料によれば金氏と,トン氏は1992年北朝鮮人民武力部傘下偵察局(現偵察総局)戦闘員で選抜,訓練を受けて1998年5月朝鮮労働党に加入したし,2004年4月偵察局工作員に任命された。
2007年から金氏は‘金ミョンサム’という人で偽装しろとの指示を受けた。
身分証を偽造して金ミョンサムの出生地,出身学校,家族,交友関係勤務形態などを記憶した。
トン氏は‘金ミョンヒョク’で偽装しろとの指示により金ミョンヒョクの身上資料を200個余り質問項目で整理して,2年間訓練を受けた。
2009年初め偵察局はトン氏に黄長燁氏の親戚として身分を偽れとの指示を新しく受けた。


初めには‘ファン・ヨンミョン’という黄氏の親族に変えろと指示されたが、ファン・ヨンミョン氏が元々、軍事機密が多い地域で勤めた経歴があるところに南へ派遣(南派)されてわずか一ヶ月で、新しい人に身分を変えるのが難しくて,結局,金ミョンヒョクの性をファンに変えた‘ファン・ミョンヒョク’と偽装した。


2009年11月金氏とトン氏は偵察総局長金ヨンチョル氏に会った。
“黄は最近,首脳部と体制を非難する発言が行き過ぎる."”民族の反逆者黄長燁を処断しなさい."と、金氏が黄長燁殺害指令を下したという。

黄長燁氏に対する北朝鮮偵察総局の基本方針は‘自然死するように放っておいてはいけない。’である。


トン氏は“任せてくれればやり遂げます”と答えた。


北朝鮮工作員で金氏などが受けた初めての任務が黄長燁暗殺だった。
北脱出者を装って,韓国に侵入,黄長燁氏の所在を把握して,殺害しようとしていた彼らの計画が失敗に終わったことは国家情報院合同尋問過程からだ。

金氏が通ったと主張した人民学校の同期生に脱北者がいた。学校現況と校長先生印象着衣などを尋ねたところ金氏が正しく答弁できなかった。


トン氏も同郷出身である北脱出者との対面質問を受けて、スキを見せた。
捜査当局はまた嘘探知機も動員し、その過程で‘嘘反応’が出てきた。

2010年7月8日木曜日

中朝国境での取り締まりが強化されている。北韓知識人連帯

中朝国境近くでは、韓国に行き、韓国籍を取った脱北者の拘束が相次いでいる。
以下は北韓知識人連帯のサイトからの転電です。

中国公安に逮捕された韓国国籍北脱出者インタビュー(1)

6月27日 本紙記者は中国,吉林省,延吉市で韓国国籍を持つ北脱出者金チョルラム(仮名30才)氏とインタビューした。

金氏は先月26日午後5時,吉林省,延吉市から2km離れた、北朝鮮と最も近い豆満江地域で北朝鮮に向かって,写真撮影をしたことにより中国公安に逮捕されて,10時間の調査を受けたことがある。

豆満江に出て行って,写真撮影した目的は何ですか?

金チョルラム:私が写真を撮ったところは以前北朝鮮を出入りした地域であり,北朝鮮の人らが北脱出をよくする場所でもある。
だがそれ(彼)より先に私が写真を撮った目的は故郷の思いによったのだ。

これはある北脱出者らでも同じだと考える。

誰が自身の故郷を前に置いて写真を撮らないだろうか?

写真を撮影しながら感じた北朝鮮の状況はどうか?

金チョルラム:北朝鮮はどんな時と同じように多くの人々が川に出てきて水泳をして,子供たちも走りまわっていた。

<北朝鮮の豆満江地域には水遊びをしたり洗濯ができる所が指定されており,村住民ならば誰でもこちらに出てこれる。 しかし国境守備隊の経費(警備)が違う地域に比べて,何倍で強化される。>

写真撮影をしてどのように中国公安に逮捕されたのか?

金チョルラム:写真撮影を終えて豆満江地域を抜け出してケサントゥンで入る瞬間六人程度の人々が道を遮った。
そして助手席にある私を強制的に車の外に引き出した。

彼らは私を率いて奥まっていたところに入って,私が持っていたカバンとポケットをくまなく探した。

その時まで背が170cm程度なるとみられる中国辺境隊警察が小型動画撮影機を持って私のポケットとカバンのすべての持ち物を撮影していた。

すべての持ち物調査を終えた彼らは私が持った韓国旅券を見て,韓国語で話すよう強要した。

彼らの強要にやむを得ず飛び出してきた韓国語は北朝鮮なまりであったし,彼らは私に北朝鮮を脱出して,韓国国籍を取得した北脱出者とし,私を率いてケサントゥン派出所へ向かった。

その時間が午後5時ケサントゥン派出所での調査が進行されたし,彼らは私の職業と過去背景,そして写真撮影の目的に対して問い質した。

だが答弁を拒否する私に朝鮮族警察が“君が答弁を拒否したり正しくなされた答弁をしないならば私たちは私たちの職権で調書を作成できる。
でなければ北朝鮮に電話をして尋ねるほかはない”と脅迫した。

警察の脅迫にも私は最後まで北脱出者ではないと主張しながら,すべての調査を偽りで答えた。

警察の質問は次のようだ。

故郷がどこなのか?なぜ北朝鮮なまりを使うのか?それでは韓国どこなのか?どの小学校を卒業したのか?小学校は数年なのか?どの高等中学校を卒業したのか?それでは中学校は数年であり,高等学校は数年なのか?ご両親は何をされるのか?兄弟は何人なのか?姉と兄の名前は何か?両親の名前は何か?姉と兄の電話番号は何か?暗記して,電話番号を知らないか?韓国で職業が何か?

金チョルラム氏の答弁は次のようだ。

韓国だ。

北朝鮮なまりを使う理由は私が中国にしばしば出入りしながら,中国の人々から習ったことであり,韓国語と延辺なまりがチャンポンなったのだ。

ソウルだ。
ソウル市,道峰区,道峰小学校を卒業した。
6年だ。
道峰中学校を卒業した。
3年だ。
ご両親は年齢が高くて,家で休んでいる。
私を含んで,3人だ.

姉の名前は金ソンオク,兄の名前はキム・チョルスだ。
お父さん名前は金ナムス,お母さんは崔オクチァだ。
電話番号知らない。
この頃はすべての電話番号を名前で保存するので(に)いくら兄弟と両親枝幹でも電話番号を覚えない。
無職だ。

2010年7月6日火曜日

党代表者大会に望む RFA報道

今日は時間がないので、ざっと翻訳して掲載しておきます。
この金さんは、少しハスキーボイスで、なかなか知性を感じさせる。
こういう人が韓国で北朝鮮政策に関与すればいいと思う。

[金賢コラム] 44年ぶりに開く党代表者大会
金賢 大学教授出身北脱出者
2010-07-05

朝鮮中央通信は26日朝鮮労働党最高指導機関選挙のための代表者会を9月上旬に招集することを決めたと報道しました。
金正日(キム・ジョンイル)の健康異常説,統治力弱化説,キム・ジョンウン後継体制樹立に関する色々な話が乱舞している状況で開かれるようになる党代表者会は家具の非常な関心を集めています。

北朝鮮が代表者会を開催するのは44年ぶりです。

66年10月2次党代表者会時は党中央委員長制が廃止されて総秘書制が導入されました。

また58年3月代表者会直後には政派闘争が行われて,金日成反対派に対する粛清が加えられました。

結局以前に開いた党代表者大会は北朝鮮権力の唯一化,権力独占を促進させました。
しかし権力の唯一化,権力独占は国の発展を遮りました。

今日北朝鮮は住民たちが一食一食の食事を心配して,聞いて見て話せる最も初歩的な自由さえない暗黒の国になりました。

北朝鮮という名前は国際社会で貧困と人権不毛地の代名詞になりました。

毛沢東の死亡後トウ小平の改革開放政策で中国が飛躍的に発展している事実は世の中に広く知られました。

政治学者らはトウ小平がこのような路線を採択するようになったことは中国がたとえ権威主義的な社会主義体制だったが集団的指導体制が存在していたためだと評価しています。

また毛沢東は独裁者だったが権力を息子に譲らなかったためだといっています。
朝鮮労働党は党規約に民主主義中央集権制原則によって,組織運営されると明示しています。
しかし党大会や全員会議が真の討議の広場になってみたこともなくてそれさえも開かれてから遥かに時間が経ってしまった。

朝鮮労働党は労働者農民の大衆的政党というが実際に金日成,金正日(キム・ジョンイル)に続きキム・ジョンウンの3台にかける権力を保障する個人の霊廟に変わりました。

北朝鮮では指導者が最も賢明で彼の指導をついて行く時,勝利と光栄があると主張します。
しかし世の中に完全な人間はありません。

人間の判断には程度の差があるだけ誤りがあるものです。

判断の誤りを最小化する方法はできるだけ多くの人々が論争に参加して,意見を集めるのです。

北朝鮮では統一団結を強調して分派を恐ろしく警戒します。

そして金正日(キム・ジョンイル)の周囲にひとりのようにかたまった朝鮮労働党の威力を自慢します。
しかし権力は分散しなければなりません。

権力の独占は一時的には力を一ケ所で集めてどんな成果を成し遂げられるが長期的な観点では腐敗と独善を持ってきて,発展を遮る悪に変わります。

指導者の無誤謬性,絶対的な統一団結のために世の中が早く変化している21世紀にきても北朝鮮だけは過去から抜け出せずにいながら,むしろ以前よりより悪くなっていります。

北朝鮮の変化が切実に必要だが誰でも分かりながらも,誰もあえて実行できなくなっています。

今はこのような体制を変える時になりました。

今がまさにその時期です。

今回の党代表者大会が、特定の個人を推戴する席でなく党内の民主主義を保障する新しい指導体制を作り出すそれこそ歴史的な大会になることを希望してみます。

2010年7月4日日曜日

中国の越南 脱北者を捕まえろ 北韓知識人連帯

 私事ですが、昨日家のパソコンを買い直し、やや不慣れです。日本語もATOKが使えないのでうまく変換ができない。

 今日は簡単に訳しておきます。

 北朝鮮が中国で通訳などとして活動している脱北者を逮捕するために特別チームを結成したらしい。

もともと東北三省は、南と北のスパイに中国の情報関係者がかなり入り乱れて情報戦を展開している。

舞台は北朝鮮の食堂で、2003年頃、その内幕を月刊朝鮮が書いたことがある。

++++++++++++++++++++++++++

30日NK知識人連帯通信員は北朝鮮保衛部が“南朝鮮で逃走した南へ越境した人、反逆者らが中国などの地で反共和国謀略策動を日常行っている”としてこれを根絶するために逮捕組を作って中国で派遣したと伝えた。

通信員によれば北脱出者逮捕組は1組が15~20人で構成されて延吉、瀋陽、長白などの地に分散派遣されたという。 去る6月28日中国、吉林省oo時公安局麻薬捜査隊は麻薬1.5kgを所持した北朝鮮人3人を逮捕、調査過程に北朝鮮で派遣された脱北運動街逮捕組という事実を自白した。

これらの自白によれば今回の作戦は北朝鮮保衛部の主導の下に進行していて主目的は遼寧省の瀋陽と丹東、吉林省、長春、延吉などの地で活動する韓国国籍北脱出者の対北朝鮮活動を阻止するところにあるという。

これらは中国滞留期間活動資金で現金でない麻薬1.5kgを支給受けたし、麻薬を売るために中国麻薬上らと取り引きしてoo時麻薬捜査隊に歩こうとしたと通信員は伝えた。

大きい事件を上げたと考えたoo時公安局では吉林省公安局に報告をしたが3時間後直ちに釈放させろとの指示が降り、釈放させたという。
通信員に中国政府の保護下に北脱出者掃討作戦が成り立っているという証拠とし投入された北脱出者逮捕組が長春と瀋陽、延吉(ヨンギル)などの地で脱北運動街探索に出ることとし注意を促した。

通信員は北朝鮮当局が中国の協力下に建国62周年になる9.9日まで中国東北3省で脱北活動家を完全掃討するという計画をたてていると付け加えた。

(サ)NK知識人連帯情報センター

注目の投稿

金正恩朝鮮労働党委員長新年辞

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14970  転載です <参考資料>  朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は、毎年1月3日頃に「新年の辞」の基本体系を理解するための要旨を掲載している。参考までに、その全文翻訳を添付する。 「今年の新年の辞の基本内容...

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