2013年5月28日火曜日

北“生産性高めろ”勤労者成果によって賃金支給


AP通信の記事の転電 これが広まればかなり革命的だ。

北朝鮮が生産性を高めるために工場と企業所が直接労働者賃金を決めるシステムを4月から導入したとAP通信が27日報道した。


北朝鮮パク・ポンジュ内閣総理の没落と共に埋められた北朝鮮の改革政策が,

彼の復活と共にまた始まったと見られる。
AP通信は北朝鮮社会科学院経済研究所イ・キソン教授との単独インタビューを通して“先月1日から工場主が労働者の賃金を直接決める新しい政策を実施した”と伝えた。

今まで北朝鮮では国家が労働者の賃金を決めるので、個別労働者がいくら熱心に仕事をしても国家が規定した賃金以上は受けられなかった。

り教授は“工場はこれから労働者の成果により賃金を支払う”として“当局に工場投資金を還元した以後に個別工場は技術力向上,工場文化発展そして労働者らの生産性向上などのために収益金を全部国家に出さないで投資金形態で置いておける”と明らかにした。

彼は“新しい措置が施行されている工場ではすでに労働者の賃金引き上げがなされた”として“個別労働者は前よりさらに多い金を儲けられるようになった”と付け加えた。
今回の措置は試験期間を経て,先月1日から施行された。

だが、リ教授は“今回の措置が改革開放を意味するのではない”として“北朝鮮政府が資本主義要素を導入すると性急だと思うな”と区切って話した。

引き続き彼は“生産資源の社会主義的所有方式は私たちの共和国で確かに守られており私たちはこういう方式をずっと守護すること”と明らかにした。

これに先立ち2002年7月北朝鮮は工場企業所の自律性を保障する内容を骨子にした社会主義経済管理改善措置を発表したがこれを主導したパク・ポンジュ総理が保守派らの攻撃を受けながら,失脚して,わずか3,4ヶ月ぶりにうやむやになった。

したがって今回の措置は朴総理が4月総理に復帰しながら,今一度改革案が現実化したと分析される。

一北朝鮮消息筋は27日“まだ地方の工場では具体的な指針を命令受けることも出来ない状態だが,過去にした経験があってなじみがうすいことはない”と話した。

AP EXCLUSIVE: NKorea relaxes controls on salaries 
 

In this Monday, April 9, 2012 photo, North Korean women work in a thread factory in Pyongyang, North Korea. A North Korean economist said that the government introduced new economic management methods in April 2013 that relax state control of workers' salaries. David Guttenfelder / AP Photo

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THE ASSOCIATED PRESS
PYONGYANG, North Korea -- North Korea relaxed state control of salaries last month, a government economist said, outlining a change in policy intended to boost production by giving companies latitude to provide workers with financial incentives.

In an interview with The Associated Press, Ri Ki Song, a professor at the Institute of Economics at North Korea's Academy of Social Sciences in Pyongyang, said enterprises are now allowed to use some of their earnings to pay workers more.

Until recently, most salaries were set by the state. The new policy gives managers of factories and other businesses the right to determine workers' salaries if they are able to improve productivity. The change follows a similar move last year to give managers at North Korean farms more power to make management decisions and to allow farmers to keep any surplus harvest to sell or barter instead of turning them over to the state.

"After repaying the state for its investment, enterprises can set salaries themselves, regardless of salaries fixed by the state, and pay workers according to their performance," Ri said last week. Companies must also put aside funds for investment, continued production, development of technology and cultural activities, he said.

But Ri said the new economic management methods enacted April 1 were not signs that North Korea is adopting a capitalist free market system.

"This is nothing to do with reform and opening," Ri said. "As I've said, the socialist ownership of the means of production is firmly established in our country, and we defend this."

Foreign governments have looked for indications that North Korean leader Kim Jong Un might be open to reform since coming to power in December 2011. North Korea has a per capita GDP of $1,800 per year, according to the U.S. State Department, just a fraction of the living standards in its Northeast Asian neighbors, Japan and South Korea.

Kim, the third generation of his family to lead North Korea since 1948, inherited a nation plagued by chronic food, fuel and power shortages. He has said improving the economy is a priority, acknowledging economic hardship in North Korea and pledging to raise the standard of living.

Kim in a speech in January said the country's most important task is the "building of an economic giant" and called for all of the year's economic undertakings to be aimed "a radical increase in production and stabilizing and improving the people's living standards."

"We should hold fast to the socialist economic system of our own style, steadily improve and perfect the methods of economic management on the principle of encouraging the working masses to fulfill their responsibility and role befitting the masters of production," Kim said.

However, Kim also has made the costly building of a nuclear arsenal a priority at a time when the United Nations says two-thirds of the population is coping with chronic food shortages.

The new policy on salaries went into effect after a trial period, Ri said.

"In the past, the state used to fix standard salaries, which meant you couldn't pay more than a certain amount," he said.

Now, factories and enterprises that perform well will be allowed to raise salaries, Ri said.

"And individual workers who work more can earn more," he said.

Last September, AP quoted farmers as saying new directives aimed at boosting productivity at collective farms give managers more control over decisions on how to farm the land and allow farmers to keep any surplus after they fulfill state-mandated quotas.

By giving farmers incentives to grow more food, North Korea could be starting down the same path as China when it first began experimenting with a market-based economy, analysts said.

Read more here: http://www.miamiherald.com/2013/05/27/3418633/nkorea-relaxes-controls-over-worker.html#storylink=cpy

中国高官「中朝関係は一般的な国家関係」

転載しておきます。こういう物言いは結構一般的だが、特使が来ていた時期だけに、興味深い。

【ソウル聯合ニュース】先ごろ中国を訪問した韓国与党セヌリ党の兪奇濬(ユ・ギジュン)最高委員は27日、「王家瑞・中国共産党中央対外連絡部長が韓国の訪中団に中国と北朝鮮の関係を一般的な国家関係だと話した」と伝えた。

 兪最高委員は同日開かれた最高委員会議で、先週超党派の議員らによる訪中団で団長を務め、王部長をはじめ朝鮮半島問題を担当する中国側関係者と面会したことに言及した。

 「血盟」を誇ってきた中朝関係が今年2月に行われた北朝鮮の3回目の核実験実施後にその関係が疎遠になったのではないかという見方が広まるなか、朝鮮半島問題の中国側の中心人物である王部長が中朝関係を「一般的な国家関係」と規定したことの意味は大きい。

 兪最高委員は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の特使として崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮人民軍総政治局長が訪中したが、崔氏を迎えた中国側の態度は以前とは違ったと指摘。また、「崔氏と習近平国家主席の会談は崔氏の帰国直前にようやく実現し、崔氏は軍服を脱ぎ人民服姿で金第1書記の親書を手渡した。一方、習主席は北朝鮮の非核化を繰り返し強調した」と説明した。

 さらに北朝鮮メディアは崔氏の訪中を中朝の友好関係回復の表れとして報じたが、中国メディアはそれを否定するなど、「両国の見解の違いが露呈した」と指摘した。

 金第1書記の特使として22~24日に中国を訪問した崔氏は中国到着の当日に王部長と、24日に習近平主席と面会した。

 兪最高委員は、崔氏の訪中期間と重なる20~24日に超党派議員らで中国を訪問し、王部長らと面会した。

聯合ニュース

2013年5月24日金曜日

飯島訪朝まとめ 終

いろいろな噂があり、一部報道されているので、まとめておきます。

近く日朝協議 モンゴルで(毎日新聞)

特定失踪者2人の帰国打診(ソウル新聞)

6月初旬にも安倍首相訪朝(朝鮮日報)

すでに正恩は失脚状態(現代)

小泉ジュニアに訪朝説(週刊大衆)

モンゴルで横田さん面会説(アサヒ芸能)

めぐみさん娘の出国10年に容認 北朝鮮幹部が日本に伝達


 キム・ウンギョンさん(政府調査団撮影)

 北朝鮮の朝鮮労働党で外交を取り仕切る金永日書記(党国際部長)ら同国幹部が2010年5月、拉致被害者、横田めぐみさん=失跡当時(13)=の娘で北朝鮮在住のキム・ウンギョン(ヘギョン)さんが日本以外の第三国に出国することを容認する意向を日本側に伝達していたことが分かった。関係筋が28日、明らかにした。

 北朝鮮側には、めぐみさんの父滋さん、母早紀江さんとウンギョンさんが、第三国で初めて面会することを促す思惑があったとみられる。北朝鮮側は拉致問題の手詰まり状態を打開する狙いで、今後の日朝間交渉の焦点となりそうだ。(共同)

野田前首相の側近が昨秋に極秘訪朝

 

 昨年10月末から11月初めにかけて野田佳彦首相(当時)側近の民主党関係者が平壌を極秘訪問し、宋日昊朝日国交正常化交渉担当大使ら北朝鮮政府高官と会談していたことが23日、分かった。日朝外交筋が明らかにした。日本側が拉致被害者の安否に関する合同調査委員会の設置を提案したのに対し、北朝鮮側は前向きな姿勢を示した。拉致被害者を含め、北朝鮮内で生存の可能性がある日本人の帰国についても意見交換したとみられる。

 拉致問題をめぐる日朝間の主張が平行線となる中、野田氏の「密使」として局面転換を図り、昨年11月のモンゴル・ウランバートルでの局長級協議にこぎ着けた。今月中旬の飯島勲内閣官房参与の訪朝では、野田氏側近との確認事項を土台に協議した可能性がある。

 日本は2004年2月の政府間協議で、北朝鮮だけで拉致問題を調査しても真相究明されないとして合同調査委の設置を提案。当時、自民党幹事長だった安倍晋三首相は合同調査委に関し「北朝鮮は拉致した犯人だ」として否定的な立場だった。合同委をめぐる安倍首相の対応が今後、焦点になりそうだ。

 野田氏側近は要人との会談で「野田首相の意向」として、整理回収機構が強制競売を申し立てた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地、建物に関する解決案も示したとされる。北朝鮮ナンバー2の金永南最高人民会議常任委員長とも面会したという。

 極秘訪朝で確認した内容は政府間の公式ルートで確認していく見通しだったが、昨年12月の北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射に際し日本側が延期を通告し中断した。(共同)

 [2013年5月23日23時56分]

今回の訪朝は菅官房長官と飯島氏のラインで進められた。 安倍首相は当初乗り気ではなかったが菅官房長官に説得された。 朝鮮総連ルートによる飯島氏への接触があり、朝鮮総連本部の競売問題が主要議題であった。北朝鮮側は一部のあらたな拉致被害者の日本引渡しをちらつかせ、日朝国交正常化を図って日本から巨額の賠償を得る思惑(週刊文春)


さらに飯島氏が会談したのが北朝鮮のナンバー2、金永南最高人民会議常任委員長。場所も万寿台議事堂だった。その会談の模様を伝える映像を見て驚いた。金委員長と飯島氏の間に置かれたテーブルの上の灰皿だ。飯島氏は無類の愛煙家として知られる。アタッシュケースの中には必ず「ゴールデンバット」のカートンがある。おそらく北朝鮮側は飯島氏の嗜好品まで事細かに調査しており、飯島氏はたばこを吸いながら会談したと思われる。

http://www.47news.jp/news/politics/201305/241579.html

 

飯島勲と北朝鮮の歌手との接点 毎日新聞

http://mainichi.jp/feature/news/20130529dde012010002000c.html

2013年5月21日火曜日

飯島氏訪朝まとめ④ 首相と面会後 一問一答

本日飯島氏が官邸に来た。その時の主なやりとりを転載する。判断材料を持ってきたと言っているのが気になる。

何もはなしていないが

Q 総理の方からは何か。
A それは言えません。

Q 北側から利用されているという声も各方面から上がっているが。
A それは、テレビの評論家もそうですが、あのー、どのように考察、見立ては、お任せします。はい。いかなる状況も。

Q 北朝鮮としては、日米間にくさびを打つような政策じゃないないかという・・・
A それはそれで構いません。はい。

Q これで問題が進展すると期待していいのか。
A それは、ひとつの判断材料のひとつですから、それに沿っていくと思います。 首相がきちんと不退転の決意で実行していくと解している。

Q 何故、今の時期に行ったか。
A 分かりません。

Q 家族会の方、大変心配されていると思いますが一言
A 多分家族会の方も過去の10年間の経緯を見れば静かに見守ってくれているというふうに私は理解しています、はい。捉え方はどうとらえられても勝手ですから。あくまでも総理がこれからどう対応していくかというのは総理自身、そのそれなりの考えを吐露してますからね。

Q 今後政府間協議にもつながっていくのか
A それは私じゃなくて官房長官、総理に聞いてください。私は単なる参与ですから。

飯島氏訪朝まとめ③ 訪朝中の北朝鮮の報道

安倍内閣の一員が来ているときに日本語でも以下のように発信している。

拉致問題は過去清算とセットにする狙いに違いない。

 

    【平壌5月15日発朝鮮中央通信】15日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、過去の日帝の反人倫的罪科に対して謝罪はおろか、美化、粉飾したあげく、その被害者らの癒えない傷に刃物を当てる不倫児集団、右傾化へと猛烈に疾走している軍国主義日本を糾弾した。
    同紙は、日帝が朝鮮人民に犯した罪科について資料を挙げて暴き、次のように指摘した。
    日帝が敗北した時から半世紀以上の歳月が流れたが、過去の罪科に対する彼らの誤った立場と態度では何の変化もない。
    日本は、過去の日帝の反人倫的犯罪行為の全ぼうが露呈されるのを非常に恐れている。特に、その重大さによる賠償問題が伴うのではないかと大変懸念している。
    彼らは、今までうそをつきながらわい曲してきた犯罪の事実を今になって認めるのは自ら災いを招く行動になると見なしている。
    それゆえ、歴代日本の執権者らは周辺の情勢と世界の機嫌をうかがいながら、それぞれ自分の方式の巧妙な手口を使って過去の反人倫的犯罪行為を隠す2重の犯罪を働いている。
    日本の過去清算問題はいかなる実務的な問題ではない。それは、反人倫的罪悪を清算するための政治的・道徳的問題であり、国際法的問題である。それは、罪悪に満ちた過去の教訓をかみしめて新しい出発をしようとする意志があるか、ないかを分かつ試金石にもなる。
    これに背を向けて今も過去の清算を回避している日本の行為は、初歩的な道理さえ守らない道徳的低劣さを世界にさらに露呈する結果を招くだけである。
    今からでも、理性を持って過去清算の歩みを踏み出すのが日本にとっては賢明な選択である。---

 

【平壌5月20日発朝鮮中央通信】20日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、日本はかつて過ちを犯した他の国が過去と決別し、国際的信頼を築くために真しに努めている現国際的すう勢に従わなければならないと主張した。
    同紙は、過去、日帝が朝鮮をはじめアジア諸国の人民に癒えがたい骨身にしみる傷を残したということは世人がみな知っている事実であるとし、次のように指摘した。
    にもかかわらず、日本は今までそれに対する認定や謝罪もしておらず、賠償などは全く考えていない。
    むしろ、日本では過去犯罪をわい曲、正当化するき弁が往々にして吐き出されている。これに執権勢力が先頭に立っている。
    それゆえ、国際舞台で日本は自国の過ちを反省することをとても嫌がり、それを正当化する根深い悪習を持っている国と知られている。
    日本がやっきになって過去の犯罪をわい曲、正当化しているのは、そのような根深い悪習のためだけではない。その根底には自分なりの野心と打算が潜んでいる。
    過去に遂げられなかった「大東亜共栄圏」の昔の夢を実現しようとするのは、日本の反動層の変わらぬ野望である。
    日本は、他の目的も追求している。それは、自国の過去犯罪に対する賠償を回避しようとすることである。
    過去犯罪に対する認定と謝罪、賠償をあくまで回避している日本を国際社会は鋭い警戒の目で注視している。
    同紙は、日本は過去に侵略戦争と植民地支配で莫大な被害を与えた朝鮮とアジアのすべての国に無条件的で、徹底した謝罪と賠償をすべきであると強調した。---

2013年5月20日月曜日

飯島訪朝まとめ② 飯島氏の対北朝鮮観

飯島補佐官は著書が多い。北朝鮮いついても数多く言及している。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130517/plc13051723350023-n1.htm

ネットでも彼の考え方を知ることができる。

まず、ネット上の連載ではこんな下りがある。

また、拉致被害者家族会が、過去にアメリカ政府へ「拉致問題の解決とは、全拉致被害者の生きての帰国」という非常に高いハードルを伝えてしまっている。アメリカ政府は、この解決が永久に困難であることを認識し、早期に何人かが日本へ帰国しても意味がないと考えているのではないか。少なくとも小泉総理が、拉致被害者5人を帰国させたときにも、拉致被害者家族会は、マスメディアの前で小泉総理を非難している。情に訴えるだけのやり方で、拉致問題解決へのアメリカのモチベーションが上がっているとは思えない。

私がブルーリボンをつけている議員や、拉致被害者家族会の方針に批判的なのは、理念を述べるばかりで現実的に何も解決・行動できていない点だ。誰かが泥をかぶって、北朝鮮と交渉しなければならない。

http://president.jp/articles/-/6046?page=4

アメリカは本気じゃない。自分が泥をかぶろうということだろう。

ところが、泥をかぶる条件としては「国際社会の支援」もあげている。

「瀬戸際外交」という言葉がよく知られているように、北朝鮮という国は外交巧者として知られている。核の所有などをちらつかせる一方、北朝鮮を訪問した外国の首脳、政府高官らに対しては華やかなマスゲームなどで徹底的にもてなす。北朝鮮はそうやって生き残ってきた。

この北朝鮮に対して、日朝の二国間だけで交渉を進めることは極めて難しい。小泉訪朝が成功した理由は、国際社会の後押しがあったからだ。

http://president.jp/articles/-/8204?page=4

今回は国際社会の後押しがあったとはいいがたい。

とすると、今回の訪朝は、かなり無理をしりつつ行ったのかもしれない。安倍政権の方が焦っていたと考えてもいいだろう。拉致被害者家族は「2013年に何らかの動きを見せて欲しい」と願っている。

なぜ、今のタイミングだったのかということだ。

もちろん北朝鮮側の事情もある。総連中央本部の土地建物の競売が進んでいる。

しかし、法的手続きが進んでいるので、日本側はいかんともしがたい。

それでは、北朝鮮側は韓国や米国と対話局面に移るつもりで、飯島訪朝を利用したのか。

訪朝後に、対距離ミサイルを発射しており、あくまで軍事力を誇示する姿勢を見せており、簡単に対話に応じる姿勢ではない。

まだ北朝鮮側の意図は明確ではないと言うしかないが、今回飯島氏が訪朝できたことで、日本側は北朝鮮への圧力中心の外交を変化させる可能性がある。

米国、韓国には日本への疑心暗鬼が生まれる。この2カ国は「非核化が前提」とはいいながら。対話を基軸にしている。

こういった状況を作り出しただけで、孤立していた北朝鮮にはメリットがあるだろう。

2013年5月19日日曜日

飯島参与の訪朝についてまとめ①

飯島勲内閣参与が14日から17日までに平壌を訪問した。

驚いたのは私だけではなかったようだ。

首相官邸に勤務している秘書官たちスタッフも、携帯電話に入ってきた時事通信のニュース速報を見て、初めて訪朝を知ったそうだ。

それだけ秘密裏に実施されたが、平壌の空港には、平壌に支局のある日本の共同通信や、AP通信がビデオカメラを待っていた。

もし公開するつもりなら、韓国、米国に伝えていたはずだ。

共同通信も事前には知らなかっただろう。

もし知っていれば、北京でつかまえるか、平壌で日本人の記者が訪朝目的をインタビューしていたはずだが、平壌では映像と写真しかなかった。

現地の北朝鮮スタッフに到着前に知らされ、それが日本に伝えられたのだろう。

2002年の小泉純一郎首相の電撃訪朝では、当日の朝に関係国に伝えられた。当時韓国の夕刊紙文化日報だけが間に合い、訪朝を伝えて特ダネになった。

今回の訪朝は、最初から公開されてしまった。飯島氏は、ニコニコするどころか、緊張した様子で出迎え者と握手していた。

その後、飯島氏は国賓級の扱いを受ける。

北朝鮮で外交を総括する金永日労働党書記、金永南最高人民会議常任委員長にも会っている。

これは、海外から来た人に対して、最高級の配慮と見ていい。一般のホテルではなく、高級な招待所に泊まった可能性がある。

その他北朝鮮朝鮮中央テレビのフェイスブックや、朝鮮労働党機関紙、労働新聞にも登場している。

これは予定の行動ではなかったろう。北朝鮮からの電話は間違いなく盗聴されるので、飯島氏が現地で判断して応じたのだろう。

2013-05-17-03-02

http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-05-17-0012&chAction=T

http://www.rodong.rep.kp/InterKo/index.php?strPageID=SF01_02_01&newsID=2013-05-17-0022&chAction=S&strSearch=%EC%9D%B4%EC%9D%B4%EC%A7%80%EB%A7%88

北朝鮮の報道では「飯島氏一行」とあり、同行者がいたようだが、外務省関係者ではなさそうだ。というのは、飯島氏は朝鮮語はできないので通訳が必要だ。

外務省の通訳では、事前に訪朝がもれてしまうと考えたに違いない。とすると朝鮮総連のだれかが同行したことになる。

 

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飯島氏の横に鞄がある。カギのかかるようなスーツケースである。何か文書をもって行った可能性があるかもしれない。

金永日が外国からの訪問客に会う意味はなにか。彼は外交の責任者である。
過去にはアントニオ猪木と会って、核は手放さないと話したことがある。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20120424-939432.html

中国に行ったときには、胡錦濤国家主席とも会っている。45773056.1
http://blog.donga.com/nambukstory/archives/28615
外務大臣に近い役割だろう。

飯島氏と会った時も、北朝鮮の外交方針を話した可能性がある。少なくとも外交ルートの話し合いには今後も応じるとのメッセージと見ていいだろう。

金永南は実権はないと思われるが、一応NO2ということになっている。彼と飯島氏の会話はあくまで儀礼的なものだろう。

日本と北朝鮮は拉致問題で対立していた。

そのうえ、4月には北朝鮮からミサイルが飛んでくるかも知れないというので、PAC3という迎撃ミサイルが東京のど真ん中にも配備された。

どうして、そんな状況の中で、首相の側近の1人が、平壌を訪問することになったのか。

朝鮮総連からの働きかけがあったとされる。

やはり北朝鮮を訪問した、金正日の料理人、藤本健二は在日商工人が接近してきた。

金東哲と藤本の本にはあるが、これは本名ではなく、長野県に会社を持つ人間で、現在は中国に主に暮らしているという。

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以下次回

注目の投稿

金正恩朝鮮労働党委員長新年辞

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14970  転載です <参考資料>  朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は、毎年1月3日頃に「新年の辞」の基本体系を理解するための要旨を掲載している。参考までに、その全文翻訳を添付する。 「今年の新年の辞の基本内容...

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