2016年9月3日土曜日

光州事件に北朝鮮から6百人の工作員介入?韓国報道

 

光州事件に、北朝鮮の工作員が関与したという噂はあったが、これが北朝鮮の墓で確認されたという。墓の写真を入手し、300人が確認され、さらに300人分の名前の資料があるようだ。

今は、こんなことをやる力はないと思うが、これからこの事件をめぐる南北の歴史の闇が解明されるかもしれない。

北朝鮮軍光州(クァンジュ)5.18南へ派遣(南派)は事実と主張 民間人権活動家
-光州市民の被害と犠牲の原因と北朝鮮の対南工作実体糾明の端緒になるか。

http://www.newstown.co.kr/news/articleView.html?idxno=131477

北朝鮮の人権運動家金ジュホ博士(北朝鮮の難民保護協会スポークスマン 57)は27日午後ソウルで記者会見を開催、1980年光州事態(光州事件の韓国での呼び方)当時北朝鮮特需部隊が南へ派遣(南派)介入したという証拠の一部を公開した。

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彼らは資料公開に先に発表した声明で、“北朝鮮軍が介入した証拠を発表することで、私たちの公敵が北朝鮮軍であることを再確認する契機にならなければならないこと”であり、これによって“私たちの内部に新しい葛藤対立、不和と反目の火種になってはいけない。”と強調しながら、“光州市民に2重3重の苦痛を強要した加害者の正体を認識しよう”と主張した。

声明は今回の発表は特定の政治的目的を持ったのでなく、より良い未来のために国民大和合と国民大統合のためのものであり、北朝鮮が繰り広げた対南工作の真実を明らかにして、再び光州事態のような不幸が北朝鮮の対南工作によって、発生しないようにするためだと主張した。

金博士は光州事態当時,北朝鮮軍偵察局特殊部隊が大挙侵入して多くの要員が韓国で死亡した。死体のない人民軍英雄らの烈士墓には「ホン・ソンピョ、リ・ジンヒョクなどの(名前が記録された158人)同志の他に332人の人民軍英雄烈士が葬られている」と彫られているとして、墓碑写真を公開した。

韓国で5.18事態(光州事件の呼び方)が終わった1980年8月頃に建てられた咸鏡北道清津市、ソ連軍解放塔近隣に位置する「人民軍英雄らの烈士墓」は、一般人を含め、誰でも出入が可能で、墓地前面中央に立つ追悼碑は、1998年2月8日墓地として新しく建設された。墓地の位置は誰でも簡単に探せるといった。

追悼碑に彫られた158人が南朝鮮革命闘争で犠牲になった“人民軍英雄らの烈士”という記録を、それぞれ違った文書で重複確認したとし、158人を含め、300人が越える死亡者の‘死んだ日’が1980年6月19日で記録されていて、この日の意味を確認する過程で6月19日は所属部隊の光州南へ派遣(南派)作戦終結日であり、南へ派遣(南派)されて死亡した者らの死亡日を一律的に6月19日にしたためだと指摘した。


ホン・ソンピョ、リ・ジンヒョクなど(158人)外332人の"人民軍英雄烈士らが眠っている"と記録された4m高さの追悼碑に関して金博士は、法的証拠能力を十分にそろえた資料を多数確保している。

 

これからいくつかの資料を補完して早急な期間内に2次発表をすると約束した。

この日、ある傍聴者が“死亡者が何十人ではなく何百人というのは多過ぎではないか?”と疑問を呈した。

金博士は“確実な資料と根拠によって出した数字だから、多い、少ないと断定することは困る、としながら今まで北朝鮮軍600人介入説と光州近隣山間に死体数百の闇埋蔵説が出回ったことから見て、今後も死亡者名簿が増える可能性がなくはないと主張した。

これに対し他の参加者は1960年代以来北朝鮮の挑発の内容と規模規模の移り変わりについて聞いた。

1965年以前には1~2人組で味方前方に侵入、偵察を主としたが、1965年以後3人組5人組武装スパイで規模と様相が変遷してきて1967年には7人組9人組で規模が増えて群山、筏橋など私たちの後方まで侵入してきたと話をした。

続いて1968年1月21日に武装共産軍金新朝一党31人が大統領府の前まで侵入してきた時、その規模と大胆さに驚いたし10ケ月後、11月には蔚珍、三陟山間奥地に武装共産軍を120人余り侵入させた。

その時から満22年も過ぎた1980年の光州事態に、600人も侵入させたとすれば、話が合わないと言った。

しかも名前が確認された死亡者じゃ300人余りとしたら、これは誰でも簡単に納得するには難しい数字であることに間違いない。

しかし北朝鮮内部で作成した文書に記載された名簿が、追悼碑に彫られた名前と正確に一致したことから見て、たとえ数字が常識水準以上で多いといってもこれを正面から否定する根拠や論理はないだろう。

発表現場で墓地および墓碑写真の他に、別途に提示したいくつかの資料を読んだソ・ソクク弁護士は、法的証拠力を持つ欠点がない資料と評価しながら、問題は一般国民が簡単に納得することができるように追加的な証拠と資料が補強されて、誰も否定したり反論を展開することができなくなることだ、と希望した。

この日参席者らは光州事態に北朝鮮軍が大規模に南へ派遣(南派)されたということに驚いた、としながら北朝鮮は今後、これよりはるかに大きい規模で挑発してくることも考えられるとし、

そのような場合を備えて、政府と軍はもちろん私たちの国民特に若い世代らが警戒心を持つべきだと口をそろえた。

ペク・スンモク論説委員hugepine@hanmail.net

 

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2016年8月31日水曜日

なぜslbmを開発するのか

 

朝鮮新報より

◎「そこが知りたいQ&A」Q-朝鮮がSLBMを開発する目的は?/A-核戦争抑止の最終手段確保」「朝鮮新報平壌版」8月31日付

朝鮮は戦略潜水艦弾道弾(SLBM)の実戦配備に向けた発射実験を続けている。SLBM開発の目的と現在の進展状況をQ&Aで整理した。

―朝鮮のSLBM開発はいつから行われているのか

開発着手の時点は定かでないが、朝鮮の国営メディアは金正恩委員長が自ら発起し、直接指導を行っていると伝えている。

朝鮮中央通信が金正恩委員長の指導の下で行われたSLBM試験発射を伝えたのは3回。15年の5月、16年の4月と8月だ。その内容を見ると開発は国際社会の予想を覆すスピードで進んでいる。昨年5月に弾道弾の水中発射に成功して一年も経たずに飛行試験段階に突入、今回の試験発射では「段階熱分離と操縦・誘導システムの信頼性、再突入弾頭部の命中度など弾道弾の核心技術」が目標値に達したという。SLBMは∇地上発射∇水上発射∇飛行試験、それに続いて∇潜水艦から誘導システムを載せた弾&道弾を発射し、目標に正確に着弾させる試験を経て実戦配備される。朝鮮のSLBM開発は、その最終段階にあるといえる。

―金正日時代から大陸間弾道弾(ICBM)の開発は続けられてきた。既存の弾道弾とSLBMの違いは。

大雑把に言えば「ICBM+潜水艦=SLBM」となる。弾道ロケットの技術自体は同じだが、強いて言うなら、ICBMの使用は先制攻撃を想定し、SLBMは報復用だ。海の中の潜水艦を完璧に探知するのは不可能だ。そこから発射される弾道弾を迎撃する技術は確立されていない。SLBMが最強の兵器、最善の核戦争抑止力といわれる所以だ。核の先制攻撃によって相手国の核ミサイル基地をすべて破壊した後、第2派の攻撃を繰り出すという戦争計画は、SLBMという最終兵器によって封じ込められる。海から核による報復攻撃を受けるかもしれないという恐怖が先制攻撃の抑止となる。

現在も米国は、朝鮮の核施設への先制攻撃を想定し、実動訓練を繰り返しているが、朝鮮のSLBMが実戦配備されれば、核装備を動員する米国の侵略戦争シナリオは根底から崩れる。

-朝鮮のSLBMが太平洋の向こうの米国に対する戦争抑止力であるならば、それ相応の射程距離を実現しなければならないはずだが。

朝鮮のSLBMが米国の軍事攻撃を未然に防ぐようにするためには、「射程距離」と「潜水艦のサイズ」という二つの技術的問題をクリアしなければならない。今回のSLBM発射は、6月の中長距離弾道ロケット「火星10」の時と同じく、飛行距離を意図的に短縮する「高角発射」で行われた。90度に近い角度で打ち上げられ、1,413.6?の高度に達し、400?前方に着弾した「火星10」の実際の射程距離は、米国の太平洋上の軍事拠点であるグアム島を越えているはずだ。今回発射されたSLBMは500?飛行したというが、最大射程距離はそれより長いと考えられる。朝鮮のSLBMには「火星10」と同じく固定燃料を使用する新型の大出力ロケットエンジンが搭載されているという指摘がある。

―「潜水艦のサイズ」に関する技術的問題はどうか。

朝鮮が発表したSLBM試験発射の公開映像を見る限り、発射管を1基だけ備えた中型の潜水艦が使われている。実戦を想定すれば、発射管を複数基を備えた大型の潜水艦が必要になってくる。また、米本土と海外の米軍基地に照準を合わせ、海中で長期間に渡り作戦を遂行するには、ディーゼルエンジンではなく、原子炉を動力としなければならない。他国でも、核搭載可能なSLBMは原子力潜水艦で運営されている。
朝鮮でもSLBMの実戦配備を想定した新型潜水艦の建造が進められている。これもまた、金正恩委員長の発案によるものだ。朝鮮中央通信は、SLBM試験発射成功に関する報道の中で、金正恩委員長が「強大な威力を持つウリ式戦略潜水艦の建造」を直接指揮していると伝えた。ここでいう「ウリ式」が何を意味するのか、国内外の注目が集まっている。

―米国や日本はSLBM試験発射が国際社会に「脅威」を与える「挑発行為」で、「国連安保理決議違反」だと非難している。

国防力強化は、主権国家の正当な権利だ。米国の核威嚇が続く限り、核兵器の運搬手段となる弾道ロケットの開発を続けるという朝鮮の立場は変わらない。
朝鮮が実戦配備を目指すSLBMの名称は「北極星1(???-1)」。英語で表記すれば「Polaris(ポラリス)」だが、これは米国で初めて開発されたSLBM(最初の発射実験は1960年)の名称だ。朝鮮は、米国が配備した核戦争装備に対する対抗手段としてSLBMの開発を進めていることを明確にしている。
朝鮮は「火星10」や「北極星1」を「高角発射」することで、飛行距離を調整し、他国の領空、領海を侵入することなく、地域の安全を担保しながら、弾道弾の性能をテストしている。これに対して「脅威」「挑発」のレッテルを張るのは、朝鮮への軍事侵攻をねらい、朝鮮の国防力強化にブレーキをかけるようとする米国の論理だ。米国の「核の傘」の下にいる日本もこれに追随している。
朝鮮に対してのみ「弾道ミサイル技術を使ったいかなる発射も禁ずる」とした国連安保理の「決議」は、核ミサイルに関する米国の不当な二重基準を模倣したものだ。国際法上の根拠はなく、国連憲章の精神にも反している。
国連安保理の常任理事国(中・ロ・米・英・仏)はSLBM保有国だ。これまで実験を繰り返し、「核クラブ((nuclear club)」を形成した国々が、同じプロセスを踏む国に身勝手なルールを適用し、一方的に責め立てるのは「大国の傲慢」以外のなにものでもない。朝鮮は、米国との戦争状態にピリオドを打つ平和協定締結を目標に掲げつつ、核抑止力強化を「国際法で保障された自衛権の行使」として主張し、実行していくだろう。

2016年8月29日月曜日

金敬姫に関する噂を禁じる

金正恩委員長が、叔母である金敬姫の噂を禁じていると、RFAが伝えた。国内では処刑説も出ているようだ。

http://www.rfa.org/korean/in_focus/nk_nuclear_talks/descent-08242016151855.html

金正恩が、叔母の金敬姫を処刑し、白頭の血統(金ファミリーの血統)が断たれたとの見方が北朝鮮で広がっている。


張成沢処刑直後‘金敬姫同志も死んだ’という噂がが平壌で少しの間回ったが,国家安全保衛部が‘家系(金氏一家親戚)に対して論じる者は厳罰に処する’と禁止したため、殺害されたとのうわさが拡大した”。

だが,金敬姫の生死については相変らず死亡説と毒殺説,重病説などの色々な論議が交錯している。


韓国の国家情報院は7月金敬姫の最近近況と関連して“(夫の)張成沢死亡直後アルコール中毒からは脱したが、現在は平壌郊外周辺で特別管理を受けながら,療養中”と明らかにした。


一方,労働党幹部出身のある高位層北脱出者は“金正恩が金敬姫を処刑した事実が明るみに出れば白頭血統の根元を切ったとして、自身と金与正などが清算されるために、まだ公開することができずにいる”と最近自由アジア放送に話し、処刑説を匂わせた。

2016年8月28日日曜日

北朝鮮は本当に動揺しているのか


韓国大統領は、どこの国の指導者よりも北朝鮮に関する豊富な情報を持っている。
国家情報院が世界からもたらす情報に加え、脱北者による、北朝鮮に関する最新の状況も伝えられているはずだ。アメリカや日本からの協力もある程度得ているだろう。。文責 筆者

その韓国の朴槿恵大統領が、8月に入って北朝鮮について「体制動揺の可能性が大きくなっている」「北朝鮮の挑発の可能性が、いまだになく高い」と公の場で繰り返し話している。

もちろん、政治的な臭いもする。
これまで中国重視、日本批判という基本的な外交路線を転換させるため、意識的に北朝鮮の脅威を大きく見せている部分もあるだろう。また青瓦台幹部への検察の捜査も影響しているとも言われている。

それでも、朴大統領の発言は、確信に満ちているし、その確信度が上がりつつある。

朴大統領の北朝鮮体制と関連した発言のレベルが高まったのは、北朝鮮が4回目の核実験を行った直後の2月からだ。

“
「北朝鮮政権が核開発では生存できず、むしろ体制崩壊を催促するだけという事実を骨に凍みるほど悟らなければならない」と、体制崩壊という強い表現を使った。


さらに北朝鮮政権が「ブレーキなしで暴走している」「極限の恐怖政治で政権を維持している」と批判もしている。

8月15日に行われた光復節(独立記念日)での祝辞で朴大統領は、北朝鮮の在英国大使館に勤務していた公使の韓国亡命を念頭に以下のように発言した。

「韓半島統一が北朝鮮当局の幹部と住民皆に、差別と不利益なしで幸福を追求できる新しい機会を提供する」。


さらに、「新しい朝鮮半島統一時代を開くため」として3条件を提示した。

最初は「核兵器をはじめとする大量殺傷武器開発と対南挑発威嚇を直ちに中断」することだ。
2つ目は人権問題だった。「(北朝鮮は)今でも人類の普遍価値を尊重して、国際的義務と規範を遵守する正常な国際社会の一員になることを望む」だった。住民たちの基本的人権と最小限の人間の生活を営む権利を尊重しろということだろう。

3つめは北朝鮮が韓国社会に対して「混乱と葛藤を引き起こそうとする、時代錯誤的な統一戦線次元の試みを止めることを望む」とした。

演説中、日本についての言及は1回だったが、北朝鮮には11度も言及して南北関係を重視していることを示した。

さらに朴大統領は22日、大統領府で乙支国家安全保障会議を主催し、さらに踏み込んだ。

「北朝鮮の主要人物まで脱出と外国での亡命が続くなど深刻な亀裂兆しが見られ、体制動揺の可能性が大きくなっている」と述べたのだ。韓国大統領が北朝鮮の体制安全性に対して直接評価したことは「異例」(韓国メディア)だ。

 まら「北朝鮮の挑発の可能性がそのどの時より高く、北朝鮮の核とミサイルは直接的で現実的な威嚇であるだけにこれに対応する私たちの訓練も北朝鮮の挑発に備えた実戦のような訓練にならなければならない」と語っている。

 南北政策を統括する韓国統一省のスポークスマンも26日の定例会見で、大統領の見方と同じ見解を示している。
チョン・ジュンヌィ統一部スポークスマンはこの日定例会見で連鎖北脱出の原因について「金 恩時代以後変化過程で、さまざまな恐怖政治が行われ、北朝鮮内部の不安定性が強まっている」と指摘している。

ただ、専門家の中には、これらの指摘ほど北朝鮮内部は動揺していないという見方もある。

むしろ韓国側が、自分たちの政権の求心力を高めるために、北朝鮮を利用している部分もあると、私は判断している。

2016年8月25日木曜日

若者の金正恩支持あがる

中国の親密度上昇、韓国は下落

http://m.pressian.com/m/m_article.html?no=140483

興味深い調査内容。ただ、脱北者で、まだ北朝鮮や金正恩を支持する人がいるのだろうか?



北朝鮮30〜40代の保守化が昨年より強化されているという調査結果が出た。特に30代のキム・ジョンウン国務委員長の支持率は、前の世代の中で最も高い数値を記録した。
24日、ソウル大学統一平和研究院は、昨年と今年、北朝鮮を離れて韓国に来た脱北民138人を対象に面接調査を実施した。

「2016北朝鮮社会変動と住民意識の変化」をテーマにした今回の発表ではギムビョンロ教授は、キム・ジョンウン委員長の支持率が20代59.6%、40代は58.5%、50代以上は60%であるのに対し、30代は75%と集計されたと明らかにした。全体的なキム・ジョンウン委員長の支持も昨年58.1%から今年63%に4.9%ポイント上昇したことが分かった。

 また、金日成主席死亡後、いわゆる「苦難の行軍」当時20代を過ごした現在の40代主体思想に対する誇りが、最も高いことが分かった。

 キム教授は、20代59.7%、30代が62.5%、50代以上は50%程度が誇りを感じる明らかにしたものに比べて40代なんと79.4%が誇りを感じることが調査されたと明らかにした。

 全回答者を対象とした結果でも、昨年の52.7%から今年63%に10.3%上昇したことが分かった。

  ギムビョンロ教授は「今年の住民意識調査を見ると、北朝鮮の政治、社会の急激な変化を期待するほどの状況ではない」と評価した。
 
  キム教授は「住民の流動性と韓流文化の接触、政治的批判行為など様々な面でシステム弛緩現象は、(北朝鮮当局の)住民宣伝扇動と統制強化によって、住民の政治、社会意識は一定のレベルに収まっている"と診断した。
 
  このような認識は、経済問題に対する北朝鮮の住民の認識にも反映された。ジャンヨンソク上級研究員によると、北朝鮮の経済が困難な理由で「最高指導者」を挙げた割合は、2014年に74.5%、2015年70.8%だったが、今年は65.2%に減少した。 特に、今後、北朝鮮を導いていく世代である高学歴者と35歳未満の若年層では、これら回答が目立った。
 
  大学の学歴レベルで最高指導者のせいで経済が難しいという回答は3年連続の減少傾向を見せ、35歳未満の若年層の場合、「最高指導者のせい」という回答は55.9%まで下落した。 対外関係の認識でも、これらの傾向が明 ​​らかになった。
 
  チェギュビンソウル大統一平和研究院専任研究員によると、北朝鮮の住民の対中国親密度は2014年の調査では79.7%、昨年72.9%を記録し、2年連続で減少傾向を見せたが、今年は昨年より3.9%上昇し、6.8%と集計された。
 
  特に、30代と40代の対中国親しみが昨年より高くなったことが分かった。
 
   これに対してチェ研究員は、「北朝鮮と中国の間の政治的冷却状態が再び緩和され、肯定的な対中国認識が増加したものとみられる」と分析した。
 
  一方、住民の韓国への親密度は2014年に16.2%、昨年は22.9%で、2年連続で上昇したものの、今年は15.9%に戻って低下した。
 
  チェ研究員は、「2015年8月のDMZ地雷事件による南北対峙と、今年初めにいた開城工業団地の閉鎖が影響を及ぼしたものと推定される」と説明した。
 
   一方、北朝鮮の衣食住の生活は、昨年に比べて大きく変化していないとの調査結果が出された。
 
   ジョンウンミ先任研究員は、「稲とトウモロコシの生産量が昨年と比較して減少したが、食生活の量的減少は認められなかった」とし「畜産業と漁業の生産量の増加に経済的中層と下層の肉の摂取頻度が昨年に比べて増加した」と説明しした。
 
  これは、韓国の対北朝鮮制裁が、実際の住民の生活に何の影響を及ぼさないことでも解釈することができる部分である。チョン研究員は、「対北朝鮮制裁に経済的に上層部の高級商品の消費機会は減りますが、中下層の基礎生活への影響力は大きくない」と診断した。
 
  また、韓国の対北放送が、北朝鮮の住民に何の影響を及ぼさずにていることが明らかになった。チョン研究員は、「韓国の対北放送に対応するために、(北朝鮮当局の)思想統制の強化が影響を及ぼしたものとみられる」と説明した。
   
    実際の韓国を含む外部媒体を介して情報を取得する割合が昨年30.1%であったに比べて、今年は20.3%で9.8%ポイント低下した。チョン研究員は、「韓国政府の対北放送再開の効果も不十分に見える」と評価した。

  韓国のドラマや音楽など、いわゆる「韓流」文化に触れる住民の割合も減少したことが分かった。ギムビョンロ教授は、韓流をよく接触する割合が昨年57.5%から今年52.2%で5.3%ポイント減少したと明らかにした。
   
   ただし、若年層の韓流文化接触の割合は依然として高かった。50代18.8%であるのに対し、20代は55.8%、30代65.6%、40代は50%が接触経験があると答えた。

2016年8月24日水曜日

「北偵察総局縮小 対南・海外工作、労働党主導 に


金正恩、「国務委員会」で北統治するように. 北の政府組織改編9月または10月し公開へ

「自由北朝鮮放送」は22日、最近、金正恩の指示に応じて、偵察総局が縮小され、対南・海外工作機関がすべて労働党の下に移管されたと、北朝鮮の消息筋を引用して報じた。
 この機構は、すべてのキム・ヨンチョルが指揮することが分かった。

原文
https://www.newdaily.co.kr/news/article.html?no=320031



金正恩執権以後、北朝鮮内部では、さまざまな変化があった。最近では、対南工作と挑発の前面に立った「偵察総局」が金正恩の指示に基づいて7年ぶりに縮小されたという主張が提起された。

北朝鮮専門メディア「自由北朝鮮放送(代表キム・ソンミン)」は22日、北朝鮮消息筋を引用し、「過去の人民軍偵察総局に統合された北労働党所属対南・海外工作機関が金正恩の指示に応じて、労働党に原状復帰しており、この機構は労働党中央委員会対南担当副委員長キム・ヨンチョル監督が実質的には金正恩が直接管掌する」と報道した。

「自由北朝鮮放送」によると、金正恩の今回の措置に応じて、対南工作員、海外工作員の養成、浸透、情報収集、要人暗殺、テロや誘拐などの任務を引き受けた統一戦線部、文化交流局(旧225局)、作戦部、35号室がすべてキム・ヨンチョルの指揮の下に置かれたとする。

縮小した人民軍偵察総局は武装共産軍侵入、長距離戦闘偵察と爆破、敵後方撹乱、サイバーテロなどの任務だけの担当になったという。

「自由北朝鮮放送」によると、偵察総局の縮小は、新しい国家機構である「国務委員会」を発表する前に、金正恩の指示に基づいて行われたものとする。


この消息筋は「これで金正恩は金日成、金正日に次ぐ役職を占めてすべての国家機関と器具を装着した」とし「今回の改編された党中央と地方機関の長及び機構等は、9月末か10月初め、最高人民会議常任委員会の政令で発表されるだろう」と付け加えた。

「自由北朝鮮放送」は、金正恩が偵察総局を縮小し、側近キム・ヨンチョルが対南・海外工作器具を直接指揮することに伴い、今後、対南挑発水位がさらに高まると予想した。

「自由北朝鮮放送」はまた、金正恩がバク・ヨンシク人民武力省長官、金元弘国保衛部長官、崔富日人民保安上の長官を前面に出して、北朝鮮政局をリードしていく可能性が高いと予想した。

金正恩の政府組織再編案はまた、金日成政権の時期と妙に似て形を帯びている。


しかし、金正恩が金日成のように巧みな対南工作と挑発を実施することができるものとは見えない。今までの3年間統治してきた成果が想像よりも悪いだからである。

2016年8月20日土曜日

亡命英国公使は犯罪者 朝鮮中央通信全文試訳

原文はこちら 匪幇というのは見慣れないが「一味」といった意味と思われる。意味の分からないごく一部を割愛してあります。

http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa5&no=116053&pagenum=1

 

同族対決の新しい謀略劇
(平壌(ピョンヤン)8月20日発朝鮮中央通信)
南朝鮮傀儡らの反共和国謀略宣伝と同族対決策動が続いている。
最近朴槿恵逆賊匪幇は英国駐在代表部で仕事をして自分が犯した犯罪行為が暴露されるや、それに対する法的処罰が恐ろしくて、家族と共に逃走した者を南朝鮮に引き込む卑劣な賭けを展開した。
逃走者は多くの国家資金を横領して国家秘密を売り飛ばしたし、未成年強姦犯罪まで敢行した。それに対する犯罪捜査のために去る6月にすでに召還指示を受けた状態にあった。

共和国中央検察所では犯罪を確認して、7月12日この野郎が敢行した故意的秘密漏洩罪、国家財産横領犯罪、未成年性交犯罪に対する捜査開始決定書を発給した。

この野郎は当然自分が犯した犯罪に対する法的処罰を受けなければならないが、自分を育てて送り出した祖国と両親兄弟らまで捨てて、自分1人で逃走した。人間と持つべき初歩的な義理も、僅かな良心も道徳もない人間ゴミということを自ら表わしたようだ。

それにもかかわらず、傀儡匪幇は私たちの共和国の対外的印象を、そうやっても引き降ろして、徒手空拳の私たちの公民らを無理やりに拉致して、南朝鮮に連れて行く前代未聞の特大テロ行為を敢行している。
今回は一考の価値もない人間ゴミまで引き込んで、反共和国謀略宣伝と同族対決に使っている。

苦しいことこの上ないのは南朝鮮傀儡らが逃走者が代表部で党事業をしたとか、抗日闘士の息子だとか言うなどとんでもない嘘をならべながら、一考の価値もない逃走者の汚い身代金を少しでも上げようと限りなく努めているのだ。

うるさいハエだけ集まる汚物場では、悪臭しか出てこない。

ますます高まる私たちの共和国の地位に気がくじけた朴槿恵匪幇が犯罪者、人間汚物らまで動員して反共和国謀略宣伝に狂うほど、彼らの窮した境遇にいることを表わしている。

今回の事件で重視しなければならないのは、いわゆる法治を唱える英国当局が、犯罪者を譲り渡すよう求める私たちの正当な要求と犯罪者引き渡しに関連した国際慣例を無視して犯罪者を、同族対決に血眼になって暴れる南朝鮮傀儡らに譲り渡したことだ。

私たちは事件発生初期から英国側に逃走者が敢行した犯罪行為を伝え、調査のために犯罪者を譲り渡すことを要求した。

しかし英国側は自分の国駐在外交官たちを保護しなければならない義務を自ら破って逃走者らを南朝鮮傀儡らにそっくり譲り渡すことによって法治国で自任する英国の印象を自ら汚した。

英国は犯罪者を引き出すことによって犯罪行為に加担して南朝鮮傀儡らの同族対決をそそのかす消せない汚点を残した。

初歩的な信義まで破った英国の行為はそうでなくても複雑な南北関係を、より一層悪化させる結果だけを招くことであり、そのようになれば英国にも決して利益にならないだろう。

注目の投稿

金正恩朝鮮労働党委員長新年辞

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14970  転載です <参考資料>  朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は、毎年1月3日頃に「新年の辞」の基本体系を理解するための要旨を掲載している。参考までに、その全文翻訳を添付する。 「今年の新年の辞の基本内容...

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