今年かなり話題になった本に「趙紫陽極秘回想録」がある。
大弾圧の舞台裏と銘打ってあるが、それほどの衝撃はない。趙紫陽は、以前にも回想録を出版したことがある。その本と今回の内容はオーバーラップしているところが少なくない気がした。
私の関心事である中朝関係でいえば、胡耀邦国家主席が、北朝鮮に甘かったという部分である。
268ページに記述がある。
外交政策で胡は金日成に親切すぎ、北朝鮮の要求を気軽に受け入れすぎた。たとえば中国のジェット機を提供し、中国の空軍基地で北朝鮮のパイロットを訓練し、緊急時には中国軍を展開してもらいたいという要求である。
胡が北朝鮮から帰国したとき、鄧はすぐさまそれらの要求を退けた。
と書かれている。
今でも北朝鮮は中国に無理難題を要求するというが、これは20年前から同じだったようだ。
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