2013/06/16 11:33 KST文字拡大
文字縮小
印刷
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の特使として先月訪中した崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮人民軍総政治局長が、習近平国家主席に北朝鮮を核保有国として認めるよう要求したと、韓国与党消息筋が16日、明らかにした。中国側は否定的な見解を伝えたという。最近中国を訪問した軍民代表団が中国軍関係者から聞いた話としている。
同消息筋によると、北朝鮮は核兵器開発と経済建設の並行路線を正当化し、米国との交渉で有利な立場を占めるため、核保有国の認定を求めたとみられる。
また、崔局長は金第1書記の特使として中国を訪問したため、金第1書記の指示によるものとされる。崔局長が習主席に手渡した金第1書記の親書にこうした内容が盛り込まれていた可能性も排除できない。
北朝鮮は昨年4月、憲法に核保有国であることを明記、今年は核兵器開発と経済建設の並行路線を打ち出すなど、核保有への意志を明白にした。米国などに対しては、非核化に向けた対話ではなく、核保有を前提にした軍縮対話を求めている。
習主席が7~8日のオバマ米大統領との首脳会談で、北朝鮮を核保有国として認めず、核兵器の開発も容認しないと断固たる立場を示したのも崔局長のメッセージが影響を与えたものとみられる。
中国の房峰輝総参謀長は4日、訪中した韓国の鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀本部議長と会談し、「北朝鮮の核武装化に断固反対する」との姿勢を見せたとされる。
中国は27日に行われる韓中首脳会談でも北朝鮮の核問題について断固たる立場を示すと予測される。両国は非核化原則を重要課題として明記する方向で共同声明の文言の調整を進めている。
韓国政府関係者は北朝鮮が核保有国の認定を求めたことについて、「聞いていない」としながらも、「中国が朝鮮半島の安定と非核化を重視している側面からみると、北朝鮮の要求は事実上、挑発と受け止められる」と述べた。
一方、北朝鮮北東部の豊渓里にある核実験場では2月に実施された3回目の核実験以降、装備や人の動きが引き続き観測されている。韓国軍関係者は「核実験をした坑道の補修作業か、既存の坑道で追加の核実験を準備している兆候かもしれない」と伝えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿