2014年12月12日金曜日

2015年の北朝鮮はどうなるか

お金 忠臣 友人いないキム・ジョンウン… 2015年大きい試練ぶつかる可能性
byチュ・ソンハ記者2014-12-12 3:00 am

大きな変化があるのか。

http://blog.donga.com/nambukstory/archives/94205

“キム・ジョンウン北朝鮮労働党第1秘書のリーダーシップは来年に大きい試練を体験する可能性が高い。”

北朝鮮の対内外状況を観察してきた政府当局者が11日このように展望した。

権力世襲3年目のキム・ジョンウンが処した対内外環境がそれだけ良くないという話だ。

他の当局者は“キム・ジョンウンが対外交易-内部権力問題-外交三分野で四面楚歌に直面すること”と分析した。

こういう観測は北朝鮮情勢が尋常でないという傍証だ。

お金もなくて友人もないばかりか信じるほどの内部組織まで乱れたら誤った選択をする可能性だけ高まるという憂慮からだ。

○ “統治資金不足直面の可能性”
キム・ジョンウンは2011年12月お父さん金正日国防委員長の死亡以後莫大なお金をばら撒いた。
お金は権力安定化のための一人立ちと体制取り締まりのため‘魔術のツエ’であった。
莫大なお金を注ぎ込む間収入はますます減ったことで政府は評価している。

キム・ジョンウンが3年間平壌の一部特権層や海外観光客を対象にした展示性建設事業および北朝鮮権力層を相手にした贈り物政治に使おうと輸入したぜいたく品規模は22億2000万ドル(約2兆4420億ウォン)を越えることと推定される。

早期完工を促す‘速度戦’を前面に出したアパート工事など大規模建設事業も続いた。
こういう‘贅沢’はキム・ジョンウン執権3年間北朝鮮経済を相対的に安定的に見られるようにさせた。

だが情報当局は“北朝鮮が地下資源など鉱物輸出に依存していて経済安定の持続の可能性が落ちる”と判断する。

国策研究所関係者は“最近国際原資材価格下落は鉱物輸出で暮らす北朝鮮に打撃になる。

2010年石炭1tの国際市場価格が120ドルだったが今は60ドル水準”と話した。

彼は“中国は下落した国際単価で輸入しようとして北朝鮮は過去の価格で輸出しようとすれば北朝鮮-中国に価格葛藤が起きる”と伝えた。

賃加工および労働力輸出,観光収入三分野で‘新しい外貨稼ぎ’の突破口を探そうと試みるが中国経済成長率鈍化という障害物が登場した。
情報当局消息筋は“北朝鮮の武器輸出と海外投資誘致,対北朝鮮支援も全般的に減った。

国連など国際社会の対北朝鮮制裁を回避するための追加費用も発生している”と話した。
昨年12月張成沢処刑以後対外収益事業を労働党39号室で奪い取ってきたが資金不足は深刻化されている。

朴ヒョンジュン統一研究院選任研究委員は“キム・ジョンウンの統治資金がすっかりなくなれば制限された資源で‘問題をどうにか解決しなさい’と頑として押し通したキム・ジョンウン式リーダーシップも限界に至ること”と話した。

彼は“権力機関らが各自市場で金を儲けるほかはなくて市場活性化政策を使うこと”と展望した。
キム・ジョンウンの統治資金不足が北朝鮮内部の市場化を加速化する要因になり得るということだ。

○ “組織指導部,第2の張成沢なるか”

キム・ジョンウンがくるぶし手術で9,10月40日間潜伏した以後北朝鮮パワーエリートの権力構図にも亀裂ができた。

今年4月ファン・ビョンソが崔リョンヘを押し出して軍総政治局長席に昇る時だけでも組織指導部は絶対的な権力を振り回した。

だがキム・ジョンウンがまた登場して,キム・ジョンウンの妹の白頭血統 金与正と崔リョン海などパルチザン2世が全面に首を差し出している。

政府関係者は“今年中盤から張成沢の影を消す2次粛清が続いたのに唯一労働党組織指導部,地方党に集中した”と話した。

彼は引き続き“張成沢粛清を主導した組織指導部の力があまり大きくなるとキム・ジョンウンが権力に威嚇になると見たし,それで逆に牽制に出たこと”と話した。

○ “キム・ジョンウン,強硬か妥協か選択”

人権問題を輪にした国際社会の強力な対北朝鮮圧迫と北朝鮮-中国関係梗塞の兆しが見られる外交的孤立も深刻化された。

今月中国連総会で北朝鮮の人権決議案が通過されて北朝鮮人権問題が国連安全保障理事会で議論されれば北朝鮮体制にも威嚇になることができる。

対北朝鮮消息筋は“今年中盤のようにもう一度強硬に行くことか妥協に出てくることかを決めなければならない時点がキム・ジョンウンに近寄ってきた”と話した。

北朝鮮が外交的孤立を脱皮しようと精魂を込める北‐露経済協力も極東開発に死活をかけたロシアが韓国の参加を引き込むための誘引策にすぎないという見解が多い。

政府関係者は“行く所がないキム・ジョンウンが来年に南北対話で出てくる可能性がある”と展望した。

ユン・ワンジュン記者zeitung@donga.com

2014年12月1日月曜日

日韓関係の現状と今後 某所で話した内容です。

日韓関係の現在、過去、未来

(11月30日)五味洋治

clip_image002clip_image003clip_image004clip_image006■対韓感情の変遷

図1 親しみを感じない人の割合が一番高かったのは1996年60・0% 2011年以降に急速悪化

図2 韓国に対する印象を「良い」と回答する日本人は2割、日本に対する印象を「良い」とする韓国人は2割弱。韓国に対する印象を「良くない」と感じている日本人は約5.5割、日本に対する印象を「良くない」と感じている韓国人は7割超。一般国民より相手国への渡航経験や直接交流を持つ割合が大幅に高い人の場合、相手国に「良い」印象を持つ割合が日本は41.7%、韓国は51.7%と一般国民に比べ比較的良い傾向にある。

■日韓間の数多い懸案

竹島[1] 慰安婦問題 朝鮮半島出身の「旧民間人徴用工」をめぐる裁判[2] 日本海呼称問題

仏像盗難事件[3] 東北8県の水産物禁輸[4]

clip_image008

■嫌韓本の登場

「悪韓論」2103年 室谷克実 タイトルに感情的な漢字を使う。

呆韓論/室谷克実/27万部 悪韓論/室谷克実/11万部 嘘だらけの日韓近現代史/倉山満/7万4千部 嘘だらけの日中近現代史/倉山満/7万8千部 侮日論/呉善花/3万部 日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか/竹田恒泰/46万部 日本人はいつ日本が好きになったのか/竹田恒泰/14万部[5]

■なぜ売れるのか

アマゾンの書評に現れる認識[6] 呆韓論の書評よりピックアップ

clip_image009

clip_image010

clip_image011

■ヘイトスピーチへの発展

背景になにがあるか 

現政権との関係[7] 日本人の特質論[8] 韓国が原因を作った[9] 高学歴者が多い[10]

ヘイトスピーチ規制に対する日本国民の意識[11]

表現の自由とヘイトスピーチは対立する概念か?

海外での取締の事例[12] 国連人権規約委員会の勧告の重み[13]

■日韓で関係改善が進まない理由 過去とどこが違うか

1.経済面で深まる中国重視 日本との結びつきが見えず[14]

2.日本人と歴史問題の見えない出口 謝罪疲れ

3.指導者の歴史重視

4.積極的に仲介する人がいない

■日韓関係にメディアはどう影響しているか?

日本人は91.2%、韓国人は94.0%、「自国のニュースメディア」で相手を知る。

「テレビ」を挙げたのが日本人で82.1%、韓国人で74.6%と圧倒的。ただ、韓国では「インターネット」を挙げる人は20.0%あり、特に30歳未満では40%程度に高まっている。[15]

■日韓メデイアの現状 

・反日報道だけでない韓国メディア(産経前支局長の起訴問題)

産経記事が事実確認もきちんとしなかった不十分なセンセーショナルな報道であったのは明らかだが(中略)、刑事処罰の対象になる根拠はない。それにも関わらず検察は大統領の冒とく云々の発言がなされるやすぐに捜査に着手し、起訴まで押し切った。

 今回のことが政治的起訴だという批判がされるのはこのような事情からだ。その結果が現在の国際的な恥辱である。名誉毀損は被害者が望まない限り処罰されない罪だ。朴大統領は国家の恥になるばかりの今回の件はそろそろ収拾すべきだろう。[16]

加藤氏の記事は明らかに独身である女性大統領を卑下した。度を越える嫌韓、反韓がトレードマークの産経の体質の延長線上にある記事だ。(中略)にもかかわらずなぜ起訴が敗着なのか。実益がない。大統領と外信の対立が捜査にまで広がることは、数十年に1度あるかどうかだ。今回のことは、起訴の事実だけが残り、教訓はないだろう。[17]

■歴史問題とメディア

・朝日新聞への執拗な批判 国賊や売国奴を使う。戦前との共通点[18]

・加害者としての視点 日本のメディアは社会的弱者を取り上げることで社会の矛盾を告発してきたが、その視点は、うさんくさいと受け止められるようになった。[19]

■ メディアの責任

・東京の韓国特派員と、日本のソウル特派員の特質についての研究[20]

1.過度なエリート・ジャーナリズムの志向。取材源として政府官僚、新聞報道の偏重

2.匿名取材源の乱発、国際会議などで国家主義に陥る危険

3.特派員には所属国のメディアが派遣地に対する誤ったニュースを訂正する努力

・3・11東北大震災での韓国での報道

交通渋滞であったにも関わらず、誰一人としてクラクションを鳴らしていなかったということ。日本は普段からあまりクラクションが鳴り響かないところではあるが、道が混雑した状態であるにも関わらず、クラクションが鳴らなかったことにカルチャーショックを受けた。まるで異世界にいるような感覚すら覚えた。途中で渋谷も通った。そこでも列車は運休しており、数十万人の人が数時間かけて徒歩で帰宅していた。みんな、その状況を受け入れ、特に騒ぐ様子もなかった。[21]

・第4回日中韓報道陣セミナーでの論議(10月28日)[22]

メディアが関係を暖める役割はたすべき

文化、芸術の交流促進

ユネスコ世界無形文化遺産への共同登録

部数減で知恵を出し合う

・TeSOROの試み[23]

■政府間で何ができるか

・中国:課題を先送りし、いったん首脳が会う 長期的に改善[24]

・北朝鮮:長期の目標を立て、最も対立する問題で協議を重ねる 


[1] 2012年8月10日、李明博前大統領が竹島に上陸。日本政府は強い遺憾の意と厳重な抗議。李明博大統領の天皇や日本に対する発言。

[2]2011年8月末、韓国憲法裁判所は、元慰安婦や原爆被害者らの個人の請求権問題に関する違憲審査の申立てにつき、韓国政府が日本と外交交渉を行わないのは「被害者の基本的人権を侵害し、憲法違反にある」との決定。同年12月、「韓国挺身隊問題対策協議会」(韓国のNGO)が在韓国日本大使館前に「碑」を建設。2013年8月、韓国外交部は、日本政府に対して請求権協定に基づく協議を再度求める旨のスポークスマン声明を発出。

[3] 2012年に日本の長崎県対馬市の三つの神社・寺院から、韓国人窃盗団によって重要文化財の仏像などが連続盗難された事件

[4] 2013年9月より。対象は福島、宮城、岩手、青森、群馬、栃木、茨城、千葉

[5] http://kimuramasahiko.blog.fc2.com/blog-entry-1162.html

[6] http://www.amazon.co.jp/product-reviews/481911235X/ref=cm_cr_pr_hist_1?ie=UTF8&filterBy=addOneStar&showViewpoints=0&sortBy=bySubmissionDateDescending

[7] 「現政権や保守派の改憲への動き、言動は排外主義グループに栄養を『供給』している」(安田浩一)「現政権のターゲットが、ヘイトスピーチのターゲットになっている」(辛淑玉)

[8]日本人が持つ差別意識、集団行動に流れされる国民性、民族としての優越性意識

[9]日本大使館前の慰安婦少女像、慰安婦の強制性をめぐる論議、朴大統領の日本への言及

[10]大卒の学歴(在学・中退者を含む)が、24人。京都大や東工大出身​​のエンジニアもいた。雇用形態面では正社員が30名(非正規職2名、その他2名)。ホワイトカラー(事務職)も22人で、ブルーカラー(6人)に比べて圧倒的に多かった。主に「高学歴の正規会社員」という、このような結果は、政治・社会的に主流ではなくて経済的な基盤が弱い人々が主に排外主義運動に参加するという従来の見解とは異なるものである。 (朝日新聞 13.10.5)

[11] clip_image013

[12]1968年、偏見に基づく犯罪を取り締まるために「連邦保護活動法(KKK法)」導入、1990年「ヘイトクライム統計法」、1994年「ヘイトクライム判決強化法」が成立(米国)。公共秩序法 (Public Order Act 1986) によって、人種的嫌悪を煽動したものは最高7年の懲役に処される(英国)肌の色や人種、宗教、民族的出自、性的嗜好によって区別される集団に対する嫌悪を煽動した者は最低でも2年、最高で14年の懲役刑(カナダ)

[13]日本政府に対し、ヘイトスピーチ(憎悪表現)など、人種や国籍差別を助長する街宣活動を禁じ、犯罪者を処罰するよう勧告した。また、旧日本軍の従軍慰安婦問題についても、「国家責任」を認めるよう明記した。規約委は勧告となる「最終見解」の中で、ヘイトスピーチや「Japanese only」の表示など、外国人への差別をあおる行為が広がっているとして問題視。差別される側が「刑法、民法で十分に保護されていない」と懸念を示した。

[14]2013年韓中貿易額は2221億ドル、03年に米国に代わる中国が最大輸出国に。07年には日本に代わって中国が最大の輸出相手国に。今年上半期の日韓貿易総額は、429億7300万ドルと、前年同期比で9.8%減少。リーマンショックの影響で世界的に貿易が停滞した2009年以来の低水準(韓国各紙)

[15](言論NPO 第1回日韓共同世論調査 日韓世論比較分析結果13.05.6)

[16] ハンギョレ(2014.10.12)

[17] 東亜日報(2014.10.15)

[18] http://urx.nu/e1z9 毎日新聞

[19]佐々木俊尚著「当事者の時代」

[20] http://pweb.cc.sophia.ac.jp/s-yuga/file/HongEunhee08.pdf

[21]http://urx.nu/e2ak 韓国ネットの反応

[22] 新聞協会報 2014年11月18日号

[23] テソロ(Tesoro)は、韓国の全国紙「ソウル新聞」が日本で発行する月刊タブロイド紙。 「韓国のニュースをより正確に、豊かに、深く伝達する」をモットーに、2013年11月に創刊。韓国に関する情報が氾濫する中、弊紙が本当の韓国の姿を日本に伝えることで、日本社会の韓国に対する理解を深める一助となることを願います。時事、社会現象から文化、芸術、トレンドまで、多岐に渡る韓国事情など、ソウル新聞の記者をはじめとする日韓の執筆陣が、深く、分かりやすく解説します。
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-15-7 TG115ビル8階 電話:03-5251-3120 FAX:03-5251-3122

[24] 日中関係の改善に向けた話合い 外務省 平成26年11月7日

日中関係の改善に向け,これまで両国政府間で静かな話し合いを続けてきたが,今般,以下の諸点につき意見の一致をみた。

3 双方は,尖閣諸島等東シナ海の海域において近年緊張状態が生じていることについて異なる見解を有していると認識し,対話と協議を通じて,情勢の悪化を防ぐとともに,危機管理メカニズムを構築し,不測の事態の発生を回避することで意見の一致をみた。4 双方は,様々な多国間・二国間のチャンネルを活用して,政治・外交・安保対話を徐々に再開し,政治的相互信頼関係の構築に努めることにつき意見の一致をみた。

 

http://urx2.nu/eIqA

シベリア産石炭,北朝鮮鉄道・船便経て,初めての搬入 kbs

http://news.kbs.co.kr/news/NewsView.do?SEARCH_NEWS_CODE=2975551

同じような計画が日本にもある。

<アンカーコメント>
ロシア,シベリア産(山)石炭が初めて北朝鮮鉄道と船便を経て,国内に入ってきました。
石炭試験運送が順調に進行されながら,韓国,北朝鮮とロシアが推進中のいわゆる羅津(ナジン)-下山プロジェクトがはずみをつけるものと見られます。
初めてのお知らせ,イ・ソクチェ記者です。
<リポート>
シベリア産石炭4万余トンが浦項近海に到着しました。
既存のロシア,ウラジオストック港でない北朝鮮,羅津港から出発した物量です。
ロシア下山から羅津港まで54キロメートルは鉄道で,浦項までは海上に移されました。
一昨日夜羅津港を出発して,32時間半ぶり今日明け方浦項に到着しながら,既存航路に比べて,物流費用が最大15%程度節減されたと評価されます。
今回入ってきた石炭はあさってから荷役作業を経た後,浦項製鉄所のとけた鉄を溶かす原料で使われる予定です。
試験運送過程を見守った実態調査団帰国と共に経済性評価も始まりました。
<インタビュー>チ・ヨンテ('試験運送'北朝鮮訪問点検団長):"経済性は帰って調べるべきだが,羅津港設備とか,鉄道運営設備は思ったより良くてこのように見られます。"
'羅津-ハサンプロジェクト'は北朝鮮とロシアの合作会社に韓国企業三ケ所が参加しており,政府はこれを5.24対北朝鮮制裁の例外と認定して,支援しています。

今回の事業が席を占める場合羅津港を中心に中国とロシアが飛び込んだ東北アジア物流競争に我が国も主導的に参加できるのみならず政府のユーラシア イニシアチブ構想もはずみをつける展望です。

2014年11月28日金曜日

530談話とはなにか

北朝鮮の最高指導者、金正恩第一書記がまとめたとされる新たな経済政策が注目を集めている。「530労作」もしくは「530談話」と呼ばれ、工場や企業、商店に「自律経営権」を与える内容で、「事実上市場経済を受け入れる内容」との見方もある。


 最近訪朝した複数の研究者によれば、「530談話」は、公式メディアには出ていないものの、工場などの現場には徹底されており、実行に向けた細則もできているという。

 その名前から五月三十日に発せられた可能性がある。
 金第一書記は昨年三月に、経済建設と核開発の並進路線を基本方針として決定しているが、経済に軸足を置いており、企業の自主性拡大、少人数による農業を試験的に導入している。

 「530談話」は、これらの策を集大成した内容とみられる。北朝鮮では一二年に「経済管理改革」として「6・28措置」を発表した。企業や農場では七割の利益を国家に収め、残りは手元に残し独自に使えるとする。

 日朝外交筋は「5・30談話は、6・28措置とほぼ同じ内容とみられるが、金第一書記が主導しているという印象を強めるため、新たな名前をつけたとみられる。失敗した場合に備え、公表しないでいるようだ」と分析した。

 

 9月3日に掲載された労働新聞社説が、この談話を解説しているという見方もある。

2014年09月03日

「労働新聞」社会主義自立経済の優越性と威力を誇示することを強調

【平壌9月3日発朝鮮中央通信】3日付の「労働新聞」は社説で、われわれは朝鮮式に経済管理問題を解決して主体的な社会主義自立経済の優越性と威力を力強く誇示し、強盛国家建設の最後の勝利を収めなければならないと指摘した。

 同紙は、朝鮮式経済管理方法を確立する事業は本質上、金日成主席と金正日総書記が明らかにした経済管理の原理と方法をこんにちの現実的要求に即して具現し、継承、発展させていく事業であるとし、次のように強調した。
 経済管理を改善するうえで社会主義原則を確固と堅持しなければならない。
 経済に対する指導と管理を客観的経済法則と科学的な理に合わせて行って最大限の経済的実利を保障しなければならない。
 経済管理を改善するには、経済指導機関と幹部の責任感と役割を強めるのが重要である。
 経済の発展は、科学的な経済発展戦略を立てて国の資源とすべての潜在力を最大限に引き出し、生産の絶え間ない成長と経済の全般的バランスを保障する過程を通じてのみ成功裏に成し遂げられる。
 内閣は、国の経済司令部である。
 内閣責任制、内閣中心制を強化してすべての経済部門と全般的経済活動を内閣に集中させ、内閣が主管して対策を立てるようにしなければならない。
 同紙は、発展する現実の要求と朝鮮労働党の意図に合わせて経済管理を改善して朝鮮式社会主義の優越性をより高く発揚させ、強盛国家の建設に新たな転換をもたらさなければならないと指摘した。

 

 

関連レポート

 

http://www.jcer.or.jp/report/researcher/

 http://plaza.rakuten.co.jp/tsuruwonya/diary/201410040001/

http://www.sankei.com/world/news/140922/wor1409220034-n1.html

2014年11月27日木曜日

北朝鮮の現状と今後の日朝関係

某所で語った内容です。2014/11/25
         
●人権問題追及で混乱
・11月19日 人権侵害の是正と責任追及を求める決議が国連総会第3委員会で採択
・国際刑事裁判所(ICC) への付託検討を促すなど、例年より厳しい内容。
・加盟国か、安保理の賛成があれば特別法廷 設置の可能性も。

・国連調査委員会が4月に特別報告  追及加速の背景に
・北朝鮮は核実験と報復示唆  中国、ロシアの協力取り付け奔走

●北朝鮮国内は?
・金正恩の体調 40日ぶり、つえを突いての登場
・父親の生活ぶりと比較 肉好き 病気再発の可能性も
・海外から投資呼び込み、住民生活の質的向上の必要性 携帯の普及 200万台突破

●冷却化がとまらない中朝関係
・宋日昊の発言 「労働新聞に天皇批判が出たらどう思うか?」 中国メディア に不快感?
・油のミステリー 原油の対北向けが統計上ゼロ 双方の行事も簡素化
・特使が訪ロ 金正恩に会う用意ある(プーチン)  金正恩訪ロの可能性 

●拉致再調査の今後 
・日朝双方が「食い逃げ」警戒 調査の進展は予想より遅く 
・拉致で押す日本 北朝鮮はなぜか我慢 
・コメ、万景峰入港に期待 総連会館立ち退き問題 マルナカへの所有権移転 後の動き
・北朝鮮は安倍首相に期待感  消えない安倍訪朝説

 

参考

ICCは調査・捜査部門を持ち、個人を裁く。逮捕状の執行も行う。ただし2003年前で終わった犯罪は裁けず。国内に人権問題抱える中ロの拒否権ネック。

国連安全保障理事会が第三国に設立し、外国人判事が審理する「ユーゴスラビア・ルワンダ型」や、当事国内に設けられ、その国と国連がそれぞれ指名した判事を組み合わせる「シエラレオネ型」などがある。状況次第で設立の可能性有

朝鮮で何十年にもわたり「国家最高指令部の政策に基づき」人道に対する罪が犯され続けてきたと結論。具体的には「処刑、殺人、奴隷労働、拷問、投獄、強かん、強制堕胎、その他の性暴力、政治・宗教・人種・性別に基づく迫害、人の強制移動、強制失踪、長期的な飢餓を意図的に引き起こすという非人道的行為」などが行われてきたと認定した。報告書はとくに「政治体制や指導部の脅威と見なされた、あらゆるグループへの組織的かつ広範な攻撃」が行われたと指摘した。

北朝鮮の国防委員会は、自国の人権侵害を非難する国連総会第3委員会での決議採択に対して、「アメリカとその追従勢力が、国連の舞台を悪用してでっち上げた人権決議を全面拒否する」という声明を発表。「未曽有の超強硬対応戦に突入する」。決議に賛成した日本については、「今のように進む日本は近くて遠い国ではなく、我々の面前で永遠に消える存在になることを覚えておかなければならない。日本は丸ごと焦土化され、水葬されなければならない。決して逃れられない」。

  14年4月8日、中国共産党機関紙の人民日報傘下の大衆紙.環球時報が、「北朝鮮が3月中旬平壌で、金正恩第一書記の暗殺の試みに備えた訓練を電撃実施した」と報道し、訓練状況を詳細に伝えた。

  2013年2月12日 北朝鮮が核実験 中国 – 楊潔篪外相、核実験に「断固として」反対する
2013年7月23-25日 中国の李源朝・中国国家副主席が訪朝 以降、断絶
2014年7月3日 習近平国家主席が韓国訪問 中国の最高指導者が北朝鮮より韓国を先に訪問は初
同年7月13日 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が、中国の徐才厚前党中央軍事委員会副主席らが「不正、腐敗行為」で党を除名され、法的処罰を受けたと異例の報道
同年7月23日 中国人民解放軍87周年 北朝鮮大使館員全員欠席
同年7月27日 朝鮮戦争停戦61周年で、朝鮮が行った「停戦日」にかかわる中央報告大会では、「中国」という言葉は一言も触れられなかった。朝鮮戦争当時、中国は平均して毎年60万から70万人の規模の義勇軍を朝鮮の戦場に派遣、中国の公式統計によれば、全部で18万人の中国軍人が朝鮮で戦死した。したがって、朝鮮は毎年「停戦記念日」関連の中央報告大会において、中国に対する感謝の気持ちを表明してきたし、朝鮮メディアも「中朝友好」を強調する関連文章を掲載してきた。
同年7月11日 中朝友好相互援助条約53年 記念活動なし
同年10月1日 中国建国記念日への北朝鮮からの祝電が大幅に簡素化
同年10月6日 中朝国交正常化65周年 北朝鮮で祝電や記念の催しについての報道なし
同年10月11日 北朝鮮の朝鮮中央放送、10日の朝鮮労働党創建69周年にカンボジア人民党が祝電を送ってきたことを報じるニュースの末尾に付け加える形で、中国共産党が花かごを寄せたことを短く伝えた。これまでは単独記事として扱う。
同年10月12日 北朝鮮とロシアの外交関係樹立66周年、9日に祝宴が開かれたと報道。12日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞「(朝ロ関係は)ますます密接になっている」

「首脳会談の可能性あるが決まったことはない」http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2014/11/19/0300000000AJP20141119001800882.HTML

  マルナカHDは「取得は投資目的」とし、所有権が移れば、総連に立ち退きを求める考え。応じない場合は、マルナカHDが東京地裁に「引渡命令」を申し立て、裁判所の強制執行が行われる可能性。 総連本部は東京都千代田区の一等地にあり、2387平方メートルの敷地に地上10階、地下2階の建物がある。

2014年11月19日水曜日

北朝鮮の人権侵害とは何か-まとめ

北朝鮮の人権問題とはなにか。国連で北朝鮮の人権を非難する決議が採決された。これに対して北朝鮮は大混乱に陥っている模様だ。

国連の動きは断片的にしか報道されないので、個人的に経過をまとめて見た。

政治犯収容所の存在が衛星写真で確認された。銃殺を公開し、人民を恐怖で支配しているーなど。

2004年以降、国連の人権委員会で人権状況を懸念する決議採択 毎年賛成国増える。

●人権理事会
 2006年3月の国連総会で採択された決議に基づき,国連における人権問題への対処能力強化のため,国連総会の下部機関としてジュネーブに設置。理事国数は47か国から構成される(アジア13,アフリカ13,ラテンアメリカ8,東欧6,西欧7)。我が国は,本年1月から理事国。

2006年9月15日に、朝鮮民主主義人民共和国(以下,「北朝鮮」という。)の人権状況に関する特別報告者のヴィティット・ムンタボン氏が,北朝鮮の人権状況について国連総会で報告した。

同氏は,拘置所及び刑務所における劣悪な収容環境,拷問,非人道的で屈辱的な処遇といった国内刑法の規定に反する状況が広くみられることを指摘し,懸念を表明した。
http://hrn.or.jp/world/cat55/20060915-a61349/

国際的に関心呼ぶ。

●日本でも人権侵害に対処するための法律が成立
拉致を始めとする人権侵害問題の解決について政府及び地方公共団体の責務を明記した

ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%89%E8%87%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E5%BD%93%E5%B1%80%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E4%BE%B5%E5%AE%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%87%A6%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B

法律原文
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H18/H18HO096.html

ICNK:北朝鮮における『人道に対する罪』を止める国際NGO連合 設立 ― 2011/09/26 16:17 政府や国連に働き賭け
http://hrw.asablo.jp/blog/2011/09/24/6109212

COIの設置 日本とEUが提案し、同意される。
●COIは調査委員会(Commission of Inquiry:COI)のこと

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H18/H18HO096.html

今年2月に報告書 360ページの内容
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000035873.pdf
ポイントは人権侵害に関する組織的国家犯罪がある。責任者の責任追及をすべき。
調査委員会を国連に立ち上げなさい。

●調査委員会とは何か
人権侵害の事実認定(原因、状況、責任)を行う。重大な事案に限られる。

誰が作れるか
国連総会、安保理、国連の人権理事会、事務総長が自分の権限で設置
事実上現地に行くが、許可を受けられない場合は関係者や文書などから事実認定し、報告書をまとめる。

●調査委員会の内容と権限
http://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/4596/

日本でも聞き取り調査実施
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press24_000001.html

拉致問題についても記述され、「拉致被害者は約100人」と認定

政権への深刻な打撃になりそうだ
デイリー-NK(韓国語)
http://www.dailynk.com/korean/read.php?cataId=nk02604&num=104922

特別報告者のダルスマン氏が韓国訪問
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2014/11/07/0300000000AJP20141107002500882.HTML

決議案採択

ICC付託に言及

ニューヨーク時事:日本人拉致など北朝鮮による人権侵害について国際刑事裁判所(ICC)への付託を検討するよう国連安全保障理事会に促す決議案が18日、国連総会(193カ国)の第3委員会(人権)で採決された。
 日本と欧州連合(EU)主導で提案され、北朝鮮の人権侵害を国家最高レベルの決定で行われた「人道に対する罪」と位置付けている。投票国の過半数の支持を得て採択される方向だ。北朝鮮人権問題をめぐり、国連総会の決議案で人道への罪やICC付託に言及されるのは初めて。
 委員会を通過すれば、12月に本会議で採択され正式な総会決議となる見通し。
拘束力はなく勧告にとどまるが、指導部が人道犯罪の責任を指摘され、北朝鮮は威信を大きく損ねそうだ。(2014/11/18-17:14)

過去の決議より強い内容 北朝鮮の人権状況を非難する決議案は昨年まで9年連続採択されているが、今回はICCへの付託に言及するなど内容的に最も厳しい。12月の本会議での採択を経て正式な総会決議となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141118-00000070-mai-kr

http://www.hrw.org/news/2014/11/18/north-korea-un-condemns-crimes-against-humanity

国際「人権圧迫」に非常事態の北朝鮮
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141118-00000011-cnippou-kr&pos=1

自ら自画自賛の人権報告書作成
http://thepage.jp/detail/20140926-00000004-wordleaf?pattern=1&utm_expid=72375470-20.CAoXJQDFRbetlH8-COkAhw.1&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F

ニューヨークタイムズの報道 決議回避に北朝鮮が奔走

http://www.nytimes.com/2014/11/18/world/asia/north-korea-acts-to-stop-un-resolution-on-rights.html?_r=0

●国際刑事裁判所
国際刑事裁判所(こくさいけいじさいばんしょ、英: The International Criminal Court、仏: La Cour pénale internationale)は、個人の国際犯罪を裁く常設の国際裁判所である。正式な略称はICC-CPI、通称ICCとそれぞれ表記される。フランス語での略称は、CPI。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%88%91%E4%BA%8B%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80

安保理決議によってICCに付託された場合、2003年前の犯罪は対象にならない。ロシア、中国の拒否権がネック。

http://www.asahi-net.or.jp/~fe6h-ktu/news8702.pdf

●特別法廷設置も有力
特別法廷 国連総会での決議で設置ができる。国連総会は拒否権が認められていないため、中国、あるいはロシアが反対したとしても多数決による議決によって特別法廷の設置ができる。ポポルポト政権の虐殺を裁いた「カンボジア特別法廷」の例がある。
安全保障理事会が ICC への付託に反対でも特別法廷であれば容認するという形もあり得る。それは過去に旧ユーゴ法廷、ルワンダ法廷などの前例がある。

2014年11月8日土曜日

李雪主の名前使うな

http://blog.donga.com/nambukstory/archives/92606
愛情表現と理解すべきでしょうかね。

北朝鮮キム・ジョンウン国防委員会第1委員長兼労働党第1秘書兼人民軍最高司令官の夫人の李雪主と名前が同じ北朝鮮住民が居住地で追放にあうなど各種苦難に会っているという説が提起された。

平壌の一消息筋は7日北朝鮮専門媒体自由北朝鮮放送とインタビューで"李雪主との名前を使ったことために平壌市だけで6人,地方の住民たちも被害をこうむっている"と伝えた。

消息筋によれば金正恩は2012年7月北朝鮮の各級党組織に李雪主とは名前を持った人々に他の名前を使用するようにしろとの指示を与えた。

それでも同姓同名らはとは名前をそのまま使ったしこの過程で一部では李雪主淫乱動画関連うわさが広まった。

これに北朝鮮当局は名前を直さなかった人々を'問題の端緒を提供した者'で,李雪主をばかにした人々を'党の権威を傷つけた者'と規定して,平壌で追放したとのことが消息筋の説明だ。

消息筋は"こういう現象は平壌市にだけ限定されたことでなく全国的に調査範囲が拡大している局面"と説明したと自由北朝鮮放送は伝えた。
【ソウル=ニュシス】

注目の投稿

金正恩朝鮮労働党委員長新年辞

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14970  転載です <参考資料>  朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は、毎年1月3日頃に「新年の辞」の基本体系を理解するための要旨を掲載している。参考までに、その全文翻訳を添付する。 「今年の新年の辞の基本内容...

Blog Archive

ラベル

マイブログ リスト