2011年11月8日火曜日

早ければ2ヶ月後に六カ国協議再開 スティーブン・ボスワース前対朝鮮政策担当特別代表

外交評議会からの転載です。

http://www.cfr.org/north-korea/bosworth-us-must-continue-engaging-north-korea/p26436

10月24日~25日にジュネーブで行われた第二回朝米高位級会談を最後に米国の対朝鮮政策特別代表を退いたスティーブン・ボスワース氏は11月7日、米外交評議会(CFR)のバジョリア記者とのインタビューで「米国は北朝鮮に対して関与し続けなければならない」と主張した。また、「私の楽観的見解であるが、比較的近い将来のある時点で2カ国間のみならず多国間会談の次元で、実質的な諸問題について北朝鮮と公式対話が再開されると期待している」と述べた。

 

具体的な時期については「わからない」としながらも「早ければ2ヵ月後、遅くとも来年後半のある時点」と予想した。彼はまた「北朝鮮に対しては、非核化ではなく封じ込めを目標にしなければならないとする主張も一部にあるが、米国は非核化の目標を放棄すべきではない」と断言した。そのうえで「北朝鮮との対話は、すぐには非核化へ至らないかもしれないが、核物質の生産を制限し、核拡散を防ぐ上では非常に効果がある」と述べた。朝鮮における「権力継承」が今後の行方に与える影響について聞かれたボスワース氏は「多くの人々は、金正日氏が生きている間は権力継承が起きないと考えており、権力継承後も北朝鮮の政策が大きく変わることはないであろう」とし、「権力継承が国内問題に影響を与えることがあっても、新しい政権や新しい指導部が現在の政権がやらないと言ったことを突如やる準備が出来ていると言うとは思えない」と述べた。

後任のグリーン・デイビス氏に伝えたい助言があるかとの質問には「忍耐強くなければならない」としながら、「北朝鮮にも国益に対する彼らなりの認識があるという事実を理解すべきであり、われわれはそれを無視することが出来ないという点を助言したい」と述べた。(了)

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