すごいことをやるものだ。
北朝鮮は11日、平壌郊外に作った韓国大統領府に特殊部隊が侵入し、朴槿恵大統領を拉致する訓練を行った。
落下傘部隊が降下し、内部を火の海にする。そして赤い服を着た人物を用意していたヘリに乗せる。
韓国が大混乱している時に、わざわざこういう訓練をするのはなかなか大胆である。
過去、北朝鮮は本当に特殊部隊員を韓国に秘密派遣し、大統領の暗殺を謀った事がある。
1968年1月28日のことだ。青瓦台の500メートルまで迫り、韓国側と銃撃戦になった。韓国側も68人が死んだ。銃撃戦が壮絶なものだったことが分かる。
31人の武装ゲリラのなかで、一人生き残ったのが金新朝で、当時拘束直後の会見で「朴正煕の首を取りに来た」と話して、韓国民にショックを与えた。二十歳の若者で、北朝鮮武力部総偵察局124軍部隊所属特殊要員だった。
韓国に来てから、北朝鮮への考え方が変わり、全面的に協力した。しかし故国に残してきた家族を思い、生活が乱れた。現在は
ソウル・ソンナク教会で牧師で活動をしている。
この侵入事件で、住民登録制度や、不測の事態に駆けつける郷土予備軍制度、兵役義務の半年延長が始まった。
今回の演習が本気なら、公開するはずはない。韓国側の混乱を狙ったものというのが専門家の見方だ。
現在の金新朝氏
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