2019年1月1日火曜日

スタイル一変 正恩の新年辞

ずいぶん変わったものだ。まるで、テレビニュース番組の司会者のようだった。

北朝鮮官営朝鮮中央TVが1日公開した金正恩党委員長の新年辞発表映像は「破格演出」に終始した。

まずは身なり。人民服ではなく縦縞の洋服でネクタイも締めている、朝鮮労働党の庁舎が映され、妹の金与正や、チョ・ヨンウォン党組織指導部副部長らを従えて自らの執務室に入り、午前9時から30分間肉声で新年辞を発表する姿を公開した。

金委員長は手に新年辞原稿と推定される書類を持っていた。
執務室は本棚が並び金日成主席,金正日国防委員長が業務をしている大きな写真がかかっていた。

この日の新年辞は1万 3000字に達したが金委員長は原稿に時々目を落とす以外は、まっすぐカメラを見て堂々とした風情で読み上げた。

th_16


演説の途中で、経済問題や南北首脳会談、北米首脳会談、北中首脳会談に言及するさいには、関連する写真をうつしだしていた。

過去の新年辞は、1人の指導者が原稿を読み上げる様子を延々と中継していたので、目新しかった。

演説のテーマを対外、国内に分けると、66%が国内問題だったという。

北朝鮮最高指導者が発表する新年辞は事実上の教示であり、あらゆる分野の事業計画を樹立するうえでの公的な指針となる。

これを勉強する会合も開かれる。

それだけに、この演説で、改めて「完全な非核化は、普遍の立場であり、確固とした意思」として

非核化の意思を表明したことは意義がある。韓国政府もその点を高く評価している。

ただし、正恩氏は演説で、米国が「米国が約束を守らず、一方的に何かを強要しようとして制裁や圧迫に向かうなら、仕方なく、新たな道を模索するほかない」とも主張し、米国をけん制した。

これについて韓国の保守系野党は「脅迫を使った演説であり、非核化の意思は疑わしい」と批判している。

非核化の意思は表明したが、過去の会見などとあまり変わっていない.点が気になる。

全体的には平和と経済を強調している。

目につくのは、経済制裁の重さを説いている部分だ。「苛酷な経済封鎖と制裁の中でも自分の力を信じて自分の手で前途を切り開きながら,飛躍的な発展を成し遂げた過去一年」と評価しているが、相当こたえているのだろう。

韓国との共同事業である開城工団と金剛山観光の「無条件再開」を正恩氏が提案したのも、厳しい経済状態克服のためだろう。

さらに正恩氏は「党と政権機関,勤労団体組織は、どんなことを計画して、展開しようが人民の利益を最優先,絶対視して人民の心の声に耳を傾けること」を要求し、人民が望んでいることは「無条件やり遂げなければなりません」と、行政関係者に住民優先を訴えている。

さらに、最近正恩氏は、不正腐敗の摘発に力を入れているとされるが、それをうかがわせる発言もあった。

「党と大衆の一体を破壊して社会主義制度を侵食する派閥勢力と官僚主義、不正腐敗の多様な行為らを踏みつぶしてしまうための闘争の熱度を高めなければなりません」という部分であり、政権内部で不正腐敗一掃運動を展開していることが裏つけられた。

さて、今後はアメリカの反応ということになる。

2018年12月26日水曜日

大晦日訪韓は実現するか? 金正恩朝鮮労働党委員長

金正恩・北朝鮮党委員長の韓国訪問問題は、年内は不可能になっ
たと思ったら、今日になって韓国のメディアが、12月30日か
ら31日まで、1泊2日で行われることがが有力になったと伝え
、大統領府担当記者は大慌てで確認に走らされた。

24日夜時点で、韓国のポータルサイト、ネバーでは、正恩ソウ
ル訪問が4位になるなど、関心を集めている。

大晦日訪韓を伝えたのは、時事週刊誌の時事ジャーナルだ。硬派
の週刊誌として知られ、北朝鮮報道には定評がある。
続きは五味洋治の朝鮮半島最新情報で。                      http://foomii.com/00123

2018年12月19日水曜日

女子挺身隊の実態を記述した2012年光州地裁判決


韓国・女子挺身隊の実態を最もよく記述しているとされる、2012年の光州地裁の判決文を、翻訳者のご好意で掲載いたします。下のリンクをクリックしてください。ダウンロードできます。



原告らは1944年5月末頃、各自の住居地付近で他の勤労挺身隊員たちと集結し、彼女らと共に列車に乗り、麗水(ヨス)に行って船に乗って、日本の下関港に到着し、そこから汽車に乗り名古屋まで移動し、そこにある当時旧三菱の名古屋航空機製作所道徳工場(以下「本件の工場」とする)に行った。
3) 原告らは本件の工場、第四菱和寮に労務者として配置されたが、原告梁錦徳、李東連、亡金淳礼は飛行機部品にペイント塗をする仕事を、原告朴海玉はジュラルミン板に飛行機部品を描いて運ぶ仕事を、原告金性珠はジュラルミン板を切断する仕事を、原告亡金福礼は長いパイプに布を結ぶ仕事をした。原告らは作業をしている途中でよそ見をしたり、話をすることはできなかったし、トイレに行くのにも許可を得なければならず、日本人班長から暴力を振るわれたりした。原告らは原告金性珠が作業の途中に切断機で左手の人差し指を切り取られる傷害を負う等、作業中に怪我をしたりしたが、適切な治療は受けられなかった。
4) 原告らは各自の作業場で、日曜日を除いては毎日朝8時から夕方6時まで 上のような労働をしなければならず、一日の作業が終ると旧三菱が用意した寄宿舎に帰って食事をしたが、食事の量や質は著しく粗末で、4坪程の狭い部屋に6~8人の勤労挺身隊員が詰め込まれて生活した。朝鮮半島に残っている家族との書信交換も事前検閲に依って、その内容が制限された。
5) 原告らは自由な外出ができなかったし、集団で外出する時にも監視員が同行した。原告らは元来の約束とは異なり、学校教育も受けられなかったし、賃金を支給された事実もない。
6) 1944年12月7日午後1時30分頃、東南海地震が発生したが、亡金淳礼は本件の工場のうち、相当部分が崩壊して死亡したし、原告梁錦徳は天井が崩れ落ち鉄の棒が脇腹を貫通する傷害を負った。
7) 東南海地震以後、名古屋への空襲がひどくなると1945年1月頃、本件の工場のうち、本部事務所、組立、部品制作部門は富山県にある大門工場に移転し、原告らも1945年春頃大門工場に移動した。日本が1945年8月15日第2次世界大戦に敗れると勤労挺身隊員らは1945年10月頃朝鮮半島に帰国した。
8) 原告らは帰国以後、周辺の人たちが勤労挺身隊員を慰安婦と誤認するや、勤労挺身隊員として日本に行って来た事実を隠したが、原告梁錦徳は結婚して10年程過ぎた後、その事実を知ることになった夫が家出したし、原告李東連は夫が死亡するまでその事実を隠し通したし、原告朴海玉はその事実を知ることになった夫と1994年10月頃離婚したし、原告金性珠はその事実を知ることになった夫から暴行を受け続けた。

https://drive.google.com/open?id=1sk41EB_aOm-klEOq78k2tGTmm6dRhJnm

北朝鮮でWi-Fi網広がる。接続は特定サイトだけ

北朝鮮でWi-Fi網広がる。接続は特定サイトだけ

今年に入って北朝鮮でWiーfiが広く使えるようになったという報道が相次いでいる。どこで使え、誰が使えるのか調べて見た。

北朝鮮の住民に対しては、事前に許可を受けたスマートフォンに限り、インターネットではなくて北朝鮮当局が自主的に構築した内部イントラネット網に接続すろことができる。これは労働新聞を見たり思想教育資料のような統制された情報にだけを見ることができる。

外国人観光客は・・・・

続きは五味洋治の朝鮮半島最新情報で。                   http://foomii.com/00123

朝鮮大学校のセミナー


ユーチューブに出ています。

記録しておきます。


https://www.youtube.com/watch?v=t4TF-ykywKc

米国の対朝鮮敵対行為を糾弾/米国研究所政策研究室長

朝鮮新報より転載

こういう個人名で出す声明は、遠慮がちに出されたものだ。外務省のスポークスマンでないところに意味がある。


朝鮮中央通信によれば、朝鮮外務省米国研究所の政策研究室長が16日、米国の対朝鮮敵対行為を糾弾する談話を発表した。

談話は、現在の朝米関係は朝米共同声明を誠実に履行していこうとする両首脳の確固たる意志に従って前進しているが、情勢の流れに逆行して米国の悪辣な対朝鮮敵対行為が繰り返されていることに対して、憤激を禁じ得ないと糾弾した。

談話は、米国務省が朝米関係を火と火が飛び交っていた昨年の原点状態に逆戻りさせようと躍起になっている底意が何かを疑わざるを得ないとし、次のように指摘した。

積もりに積もった朝米間の対立と不信、敵対関係の中で、相手に対する威嚇と恐喝、圧力が問題解決の方途になりえないことは自明の理であり、そのような敵対行為が招く情勢悪化が朝鮮半島はもちろん、地域と世界の平和と安全にも有益でないことは米国も知らないはずがない。

根深い朝米間の敵対関係が一朝にして解消されないことをよく知っているからこそ、われわれは信頼醸成を優先させ、できることから一つずつ段階別に行っていく方式で朝米関係を改善することを主張している。

国務省をはじめ米政府内の高位の政治家がわれわれに対する制裁、圧力と人権騒動の度合いを前例なく強めることで、われわれに核放棄を迫ることができると考えるなら、それ以上に大きな誤算はない。むしろ朝鮮半島の非核化に向かう道が永遠に閉ざされるような、誰も願わない結果が招かれるかもしれない。

忠告するが、米国は「最大限の圧力」がわれわれには通じないことを今からでも悟って、朝米共同声明の履行に誠実に臨むべきだ。

(朝鮮新報

金正恩朝鮮労働党委員長の母親は韓国生まれ?

韓国のネットメディアが、こんな情報を伝えている。

金正恩朝鮮労働党委員長の母、高容姫の父親の故郷、韓国済州島で取材した結果、複数の人が、高容姫は全羅道の木浦出身だとつたえた。

だからどうだと感じるのだが、記事を読むと「母親は韓国人となる」ということのようだ。


これまで高容姫は、大阪生まれということになっていた。在日ということだ。

だた証言以外に証拠は見つかっていない。

記事もはっきりしない内容なので、訳す意欲がわかなかった。ただ、ひさしぶりの消息である。

https://news.nate.com/view/20181217n03001?mid=n1006&fbclid=IwAR1Vtq03XUsxOQ_03W30i-CY_SlhlK2xb6Di2MiQzGR9kfgJQNR47JfQrxU

注目の投稿

金正恩朝鮮労働党委員長新年辞

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14970  転載です <参考資料>  朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は、毎年1月3日頃に「新年の辞」の基本体系を理解するための要旨を掲載している。参考までに、その全文翻訳を添付する。 「今年の新年の辞の基本内容...

Blog Archive

ラベル

マイブログ リスト