前回の続き
北朝鮮人民の生活より
物資がないのだから盗むのは当たりまえかもしれない。
人民軍兵士による盗み
北朝鮮の住民が生き延びるための生計型盗賊であるとするなら、人民軍隊は習慣的な盗賊である。命令に絶対服従を強いられれば、将校たちが兵士たちに何かを無条件で持って来いといえば、盗みをするよりほかない。
砲陣地を一つ構築しようとしても、セメントが無ければ「自力更生革命精神」を発揮して住民の家や工場企業所から建設資材を盗んだり、商品を盗んで市場に出して必要な物と交換する方法を採る。
将校から命令されれば盗みをしてでも命令どおり執行するよりほかない。人民軍隊の場合、国家的な大きな建設でないかぎり資材を供給する機関が無いためである。したがって、必要なすべての物は工場企業所と住民地帯を偵察して昼夜に関係なく盗みをする。甚だしきは、学校や病院にまで侵入して必要な物を略奪することもある。
兵士たちの栄養失調による衰弱は大きな問題とされ、その対策として衰弱した兵士を一定期間故郷の家に送り返して体調を整えさせたという
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