北朝鮮分析に引っ張りだこの、太永浩・元北朝鮮英国公使が「金正恩党委員長がポスト・ハノイ戦略を立てた」と自分のブログで主張している。
興味深いので紹介する。
簡単に書くと中国とロシアに接近して支援を受ける。そして韓国と米国との対話には応じない。ただし、中ロからの支援が思ったほどでは無い場合、韓国との首脳会談に応じる可能性があるというものだ。
この分析は太永浩公使が21日自身のブログ「北朝鮮動向分析」で明らかにした。この戦略は今年上半期まで続ける」と分析している。
ロシアとは25日にも首脳会談を行う見通しだが、中国とも、中国観艦式に人民軍海軍司令官を派遣したことや、平壌あちこちで学生たちの集団体操練習が始まっていることを挙げ、北朝鮮住民たちの間に「5月に習近平が北朝鮮を訪問すること」といううわさが立っていると伝えた。
この方針は、核・ミサイルを簡単には手放さず、長期戦の構えを取るというものだ。中ロとの外国に全力を挙げるため、6月までの南北首脳会談の開催は困難、と太前公使は見ている。
太前公使はまた北朝鮮宣伝媒体が「偉大な党について総進撃これから」という論説を通して、現在の状況を北朝鮮が史上最も不安定だった1956年と比較した点にも注目した。
1956年は金日成が東ヨーロッパを歴訪する間中国毛沢東の指示に従う延安派、スターリンを支持するソ連派等が金日成体制をひっくり返そうとして粛清される事件が発生した年だ。
北朝鮮は1948年9月9日に建国された。1950~5年まで朝鮮戦争を戦い、国土が荒廃し、権力争いが激しくなった。
これによってソ連と中国から援助を受けることも出来ない金日成は「自力更正」と「千里馬運動」を繰り広げて、かろうじて難局を打開した。
太前公使は「あの当時と現在の北朝鮮の状況と似ているならば、北朝鮮の内部は、外から見るよりも遙かに難しいだろう」と解説した。
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