文在寅大統領就任2年で、大統領が公営放送おKBSの特別番組に出演した。
この中で、最近の北朝鮮による飛翔体発射について、弾道ミサイルの可能性があり、国連安全保証委員会の制裁決議違反になる可能性があると発言、北朝鮮に自制を求めた。
また、来月開かれるG20大阪サミットにあわせて日本を訪問する意向を明らかにした上で、安倍首相との首脳会談の実現に期待感を示した。
日本ではここだけが取り上げられているが、実はこの番組で質問者を務めたソン・ヒョンジョン記者が発した単語が、物議を醸し、KBSに抗議が殺到しているという。大統領に対して無礼だというのだ。
問題となっているのは、韓国の国内政治に関する質問だった。ソン記者は、国内外の情勢について「やや攻撃的」(韓国メディア)に大統領に向き合った。
そして「大統領府が主導して、与党を率いているが、野党の意見を全く反映しないで政局を導いている。こういう姿勢について(野党が)大統領を独裁者と言っているのではないか。独裁者と呼ばれてどういう感じがしたか」
と聞いた。あくまで野党が使う単語を引用しただけだが、どぎつい言葉であるのは間違いない。
確かに韓国では、国政運営で政府与党が野党の反対を受け入れないことが多く、野党、自由韓国党は文氏を「独裁者」と呼んで、国会審議をボイコットしている。
この質問でだけでなく、ソン記者は大統領の話に割り込むシーンも目立った。
放送直後からKBSには、「不公正な放送だ」「大統領を独裁者と呼ぶのは無礼だ」「質問に悪意がある」などの反応が相次いだ。逆に「当然の質問をした」と評価する声もあったという。
ソン記者は1998年KBS入社アイドル グループ インフィニット メンバー金ソンギュのいとこでもある。
韓国では最近、大統領への記者の質問が無礼すぎると問題になることがあるが、記者は大抵女性だ。
韓国では政治家、中でも大統領には最大限の敬語を使い、丁寧に質問するのが習わしだが、遠慮する必要はない。今回のインタビューは、事前に質問を大統領に渡しておらず、ぶっつけ本番だった。日本のNHKはこんなことはできないだろう。私は、ソン記者を評価したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿